2015年夏(Class of 2017)からの米国MBA留学を目指す、某仕事人の軌跡

2014年3月23日日曜日

驚愕のTOEFL33回目

先ほど、TOEFL33回目@御茶ノ水テストセンターでの受験を終了。

痛手としては、RとLでいくつも迷ってしまったので、あまりイケてない点数になることが濃厚だが、驚異の事実に直面したので、共有せずにはいられない。

ETSはテストを何度もリサイクルしているとは、よく言われているが、今回、Speakingのテストにおいて、過去にドナルドスピーキングで出た問題と、韓国本のTOEFL Writing Final Test(音声ファイルは韓国のIPアドレスがないとDLできない。ただし、購入時にDLをお願いすると、無料で代行してくれるので、頼み忘れない様注意)で出た問題が、字のごとく「そっくりそのまま」出てきた。

◆Speaking
遭遇した問題:Task5
内容:女子学生が週末にキャンプに参加するが、テントの調達に困っている

◆Writing
遭遇した問題:Integrate
内容:アメリカバイソンが激減したが、その理由は何か
問題集の該当箇所:たしかTest5あたり

特に後者は、具体例まで、そっくりそのまま出てきた。そのため、リスニングで若干聞き逃してしまったが、たまたま回答を覚えていたので、過去遭遇した問題の回答をそのまま打ち込んでみた。

ちなみに韓国本のTOEFL Final Testシリーズは、テストを徹底分析して、過去出た問題を限りなく詳細に再現した問題を載せているということもあり、テスト慣れするにはいいという評判だったが、ここまで克明に一致した問題が出てきたことに、相当驚いている。過去問が毎回出てくるわけではなく、本の調達に少々金と時間がかかるものの、是非、購入をおすすめしたい。

RとLという、頑張れば稼げるところを今回しくじっただけに、SとWの会心の一撃を生かし切ることができず、残念。おそらく90点台後半程度に留まると思われるが、わずかな100点超えの可能性に期待したい。

ちなみに、今回はじめて御茶ノ水テストセンターを利用したが、環境は人気の場所とあって、最高!次は4月27日@御茶ノ水という、リベンジテスト。それまでしこしこ勉強するとします。


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2014年3月20日木曜日

転向

こんなタイトルで始めると、第2次大戦中の政治家や思想家のようなドラスティックな思想の変化に見えてしまい、についに留学をあきらめたのかとでもツッコミを入れたくなる読者の方もいるかもしれないが、そうではない。

TOEFL一本足打法から、IELTSとの両刀使い(むしろ時期によってはIELTS寄り)に「転向」することを、この度決めた。

一度は103点を取ったものの、もうそれは2年前、再開して気合を入れてはいるものの、90点台をさまようありさま。

このままではまずい。もう今までの様に「また来年」というのはない。

結果が全て。

結果が出せなければ、それまでの努力は、評価しない訳ではないが、合格点は決してあげられない。逆に、結果を出すためなら、人に笑われようが、金を吸い取られようが、時間を浪費しようが、どんな手段を使ってでもよいと思っている(勿論人としてやってはならないことはダメである)。

そんな折、2つの偶然が重なった。

まず、同じタイミングで社費留学する社内の先輩からの昨日の助言。

「IELTSは、いいから受けておけ」

なぜなら、日本人としては点が取りやすいから。スピーキングは人間の対面で行うし、リーディング、リスニングも、TOEFLほどトリッキーでない。

こんな説明である。

実際、彼は既にTOEFL100点超えしている人なのだが、TOEFL勉強の傍らでノー準備で受けても8.0(TOEFLでは110-114点程度)とったとのこと。

彼は通常の純ドメとは違う頭の良さがあるが、それでも、TOEFLで高得点を取るのに苦労している人で、この点数だ。

そしてアフィアンスの勉強仲間からも、今日絶妙なタイミングで連絡をもらった。

TOEFLで苦労しているなら、IELTSに切り替えてはどうか、と。

米国を目指す自分にとっては、複数校がIELTSを受け付けていないため、受験対象は減るものの、それでも、良い点取れずに足踏みしてGMATやエッセーに手が回らなくなるよりは、よほどよい。

そんな観点から、アドバイスをくれたのだ。

このタイミングの重なりに、TOEFLの保険として、一旦受けてみることにした。

さっそく情報収集。上記のようなアドバイスと同じようなことが書いてあるブログを発見。易きに走るというわけではないが、いち早く強敵GMATへの対策時間を残すために、IELTSでTOEFL100以上がないと受験できないところへの受験資格を確保することが大事との記事だった。

確かに。

そうと決めたら行動は早い。5週間以降でないと予約できないとのことで、時間が少々空いてしまうのが残念ではあるが、早速、5月に3回、6月に1回を予約。

受験料は26000円ほどかかるので、もうこれで10万円は投じてしまった。

しかも、東京の受験会場がいっぱいだったり毎週全国どこかで開催しているものの、都市がバラバラだったりするので、もう、金に糸目を付けないという方針のもと、5月は大阪、岡山、東京での受験という、とんでもないスケジュールをつくった。

大阪はLCCのピーチ(無駄にリンクつけた笑)で往復なんと9000円、岡山は仕事で貯まったマイルをぶつけることで、個人の財布は傷めずにすんだが、試験が朝9時前から始まるということもあり、金曜から有給を取って前泊しての受験となる予定だ。

しかも、気合入れて予約した後に気づいたが、東京・大阪は土曜にReading、Listening、Writingの筆記テスト、日曜にSpeaking面談テスト(時間指定不可)という週末全部をブロックする必要が出る結構大変なテスト。

つまり、5月のTOEFLは日曜中心にあるが、IELTSとバッティングするリスクが高く、バッティングすればTOEFL受験を断念せざるを得ないという条件に後で気づいた。

本当はTOEFLの傍らにIELTSでも受けてみるか、という勢いで申し込んだが、気付いたら、5月は丸ごとIELTSの週末になるということが確定した。

今週末にはTOEFL。来月も一度受験する予定。本当はもうこの3月で余裕で100点越えするつもりだったが、あやうさを感じる。でも、もちろん明日、明後日としっかり準備して、受けるつもりだ(こんなブログを書いている場合ではない)。

いずれにせよ、TOEFL・IELTSどちらでもよいので、とりあえず、英語の試験をクリアしたという形にまでもっていき、一旦GMATに専念したい。

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2014年3月12日水曜日

まだまだしょっぱいTOEFL32回目

92点。これまたしょっぱい結果だ。

R24
L25
S22
W21


R:今回はRの選択肢で迷ってしまった箇所がいつくもあったので、それらがことごとくミスだったのだろう。一瞬迷うと回答に焦り無駄に時間を要する癖があることも自覚するようになったので、問題練習の時からそれをなくすように心がけよう。

L:前回の19というひどい点数からは、改善。ただ、今回もやはり25。自己ベストには到達したものの、相変わらずそれ以上には突破できない。

S:十分に他の人の話を聞いて準備して、特にIndependentはかなり納得いく形でアウトプットできたものの、結果はFairだった。うーん、発音やイントネーションの問題か、構成がいけてないのか、原因は謎。練習あるのみか。

W:今回は割とよく書けたと思っていたが、それでもかなり低い点数。IntegrateはLINGOでもらったテンプレート(少々自己アレンジした)を利用しているが(以下)、若干文字数が多く、readingを文章の合間で引用しなければならないなど、使いづらい面もある。今回Listening部分を聞いたままDetailまで書いたところ、240文字くらいになってしまい、文字数調整をしている間に時間切れになってしまった。

<LINGO>
     The lecturer specifically refutes the points of the reading passage about XXX. Although the reading passage insists on three XXX, the lecturer disagrees with the view.
     First, the lecturer states that XXX. This challenges the point made by the reading passage that XXX.
     Second, the lecturer points out that XXX. Although the reading passage speculates that XXX, it is refuted by this argument.
     Finally, contrary to the idea of the reading passage that XXX, the lecturer concludes that XXX.

もっとシンプルにした方が、より内容に文字数と時間を割けるようになる気がするので、今度からは、LINGO、Affinity、TOEFL Map(韓国本)の合わせ技で行ってみようと思う。

<合わせ技>
     Both the reading and listening discuss . However, while the reading emphasizes three benefits of XXX, the lecturer argues against the reading with three compelling rebuttals.
     First, the professor states that . It challenges the point made by the passage that XXX.
     Second, according to the author, XXX. However, the speaker says that XXX.
     Finally, the lecturer points out that XXX. This is in opposition to the reading which describes that XXX.

どう点数に反映されるか厳密にはわからないが、毎回 lecturerとreading passageを繰り返す形から、表現を都度変えてみることにする。

もしくは一番シンプルなAffinityテンプレートが何だかんだよいのかもしれない。

<Affinity>
     Both the reading and the listening discuss . However, while the reading emphasizes the benefits of XXX, the professor stresses its disadvantages.
     First, the passage describes that XXX. However, the speakers says that XXX.
     Second, according to the author, XXX. On the contrary, the lecturer states that XXX
     Finally, the reading suggests that XXX. However, the professor points out that XXX.

Integrateについては、「Bodyパラグラフが勝負!」というLINGOの教えに基づき、IntroとConclusionに文字数を割いておらず、またBodyについてはどこかの参考書をベースに自分で開発した、「とあるリサーチ結果によると・・・」というテンプレートを利用しているが、これが機能していないのだろうか、いい点が取れていない。

形式をもう少し整え、文章表現をもう少し工夫することで、高得点化を図りたい。

結構焦っているが、それに呑み込まれずに、次回3月23日の受験に向け、調整していこう。

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2014年3月2日日曜日

Lingo LLC受講レポート

少々時間が空いてしまったが、受験予備校のうちの一つ、Lingo LLCに通ったので、その感想を記録しておく。

◆学校概要
場所: 新宿
URL: http://www.lingollc.com/

◆受講したコース
Course100。このスクールにはCourse50、80があり、100については代表者の林先生が授業を行うとあり、この学校の看板授業と思われる。
Course100は平日と休日で回数と時間が異なるが、自分が出た週末コースは、全8回、合計44時間の授業。自分は、TOEFL再受験ということと、スコアメイクが待ったなしの状況であるということもあり、4回目からの授業に途中参加させてもらった。

◆教材
ケンブリッジが販売している模試など、既製品を使いながらの授業が中心

◆印象
全体を通して、問題を漫然と解くのではなく、出題者の狙いを考えたり、設問文や選択肢の意味を一歩踏み込んで解釈することで、正答率を高めようという考え方がベースにあり、即席のテクニックを伝授してもらえると言った類の授業ではない、といった印象。個別の科目については以下。

Reading: 宿題か授業の中で問題を解いた後、先生の解説。上記の考え方に基づいてポイントを解説していくという内容であり、特筆すべき特徴はないが、一つ一つの解説に、「なるほど」という発見があった。

Listening: Lingoの名物授業とだけあって、これも進め方はReadingと同様に、問題を解き、解説するといった何の変哲もない進行だが、その解説にはこれまた「なるほど」という箇所がいくつもあった。今まで自分が陥っていたであろうミスの種類が特定できたように思う(わかっていながらも問題でミスしてしまうのがもどかしいが苦笑)

Speaking: Course100には含まれていない。

Writing: 毎回宿題でIndependentのお題が出され、あらかじめ提出しておくと、授業時に赤ペン入りでフィードバックしてもらえる。コースへの途中参加だったため、理解が中途半端なままスタートしてしまい、吸収しきれなかった部分はあるが、特にIndependentの書き方は随分改善したと思う。文章の構築の方法は、参考書などからは得られないレベルで、個別指導してもらった。Integrateについては、Lingo流のテンプレートを教えてもらった。これはこれでよいと思われるので使っているが、ずば抜けてすごいという代物ではない。

その後、自分が特に不安なWritingについて、継続的にプロの視点からフィードバックしていただくべく、15000円で5回Independentをフィードバックしてもらう通信コースを受講している。通学しないでいきなり通信講座をすると、コメントの意図を読み切るのが難しいと思われるが、電話やメールできちんと赤ペンの意味を照会する努力ができれば、利用価値はかなり高いと思う。


と、簡単ではあるが、こんな感じで。


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2014年2月26日水曜日

久々のTOEFL(31回目)はしょっぱい走り出し

91点。

R28
L19
S22
W22

まぁ、こんな感じである。確かにLは手ごたえなかったが、それにしてもひどい点数だ。
ここ最近ひたすらLに時間を注ぎ込んでいただけに、ここまで低いのは困ったものだ。

唯一よかったといえば、ほとんど手を付けていなかったRが割といい点数だったこと。

油断はできないが、Rに時間を注がなくてよいとすると、あとは、これまでの認識の通り、LとWをいかに高得点までもっていくか。

Sはドナルド方式を地道に続け、あとは当日ミスらないように頑張りさえすれば、23はいく。それ以上は求める必要ない。

というQuick Reviewだけ記録しておく。

今週末のTOEFLには、時間は少ないものの、L・Wを中心に調整をかけよう。


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2014年2月23日日曜日

GMAT Prep問題集

TOEFL専念中であるが、コメントにGMATの情報を頂いたので、興味本位で調べてみた情報を、記録までに書き留めておく。

◆Cracking the GMAT with 4 Practice Tests & DVD, 2014 Edition (Graduate School Test Preparation)

4回分のFull lenghtのテストが受けられるとのこと。
コメントとしては、テストには価値あるという点では満場一致だが、その他のパートには賛否両論だった。

模試を買うという意味であれば、これはいいのかもしれない。
Cracking the GMAT with 4 Practice Tests & DVD, 2014 Edition (Graduate School Test Preparation)

◆Cracking the GMAT Premium Edition with 6 Practice Tests, 2015 (Graduate School Test Preparation)

毎年発行されているようだったので、次を調べたら、今年6月に発行されるとのこと。今まではDVDでテストを受けられたと思われるが、この表紙を見るに、DLして利用する部分もありそう。

Cracking the GMAT Premium Edition with 6 Practice Tests, 2015 (Graduate School Test Preparation)

◆Kaplan GMAT Premier 2014 with 6 Practice Tests (Kaplan Gmat Premier Live)

KaplanもPrinceton Reviewと同じくOnlineテストを出している。
どちらが使い勝手や本試験とのレベル差の点で有利か不明。

Kaplan GMAT Premier 2014 with 6 Practice Tests (Kaplan Gmat Premier Live)

◆Kaplan GMAT Premier 2015 with 6 Practice Tests: Book + DVD + Online + Mobile (Kaplan Gmat Premier Live)

これも毎年6月発行とのことで、予約販売が可能。

Kaplan GMAT Premier 2015 with 6 Practice Tests: Book + DVD + Online + Mobile (Kaplan Gmat Premier Live)

ということで、こうした模試がどの程度使えるかは、今後受験生との情報交換の中で見極めた上で、必要に応じ購入したい。


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2014年2月7日金曜日

0(zero)

来週2月15日にTOEFL復帰後一発目のテストを受けるので、本来この時間はテスト勉強に専念しなければならないが、どうしても書き留めたいほどの閃光が走ったので、投稿したい。

突然、

「0(zero)」

が頭をよぎった。




社費試験を通ってから、会社の人事部関係者から事あるたびに

「どこに行きたいんだ?」

と聞かれ、自身が金融畑の出身であることを踏まえて

「Financeという意味ではWhartonですかねぇ、いや、InvestmentではChicagoもいいと思います。ただ、PEファンドが多いという観点からはBostonも外せず、その意味では・・・」

と、まず金融に強いスクールから名前を挙げつつ、腹の底ではどこか徒手空拳に近い感情が入交り、何かが違う、これは心から湧き出ている声ではない、とどこかで思っていた。

この数年間、どれだけ志望校のことを考えても、TOEFL・GMATのスコアが出なければ、土俵にも立てないことは身に沁みてわかっていたので、その煮え切らない感情を抑えながら、日々勉強に打ち込んでいた。

今日、仕事の関係で参加していた3日間の社外缶詰研修(新任人事部員向けの研修)が終わり、最後に講師から一言あった。

「これまで3日間、人事制度や人事周りの基礎について、講義をしてきました。運用の課題や最近のトレンドは敢えてあまり語らず、諸制度がどういった成り立ちで、どんな精神のもと構築されてきたのか、時代に流されないことを中心に話してきました。これから皆さんは人事の仕事に深くかかわっていくことになると思いますが、常に原点に立ち返り、なぜそういう仕組みになっているのか、なぜそうしなければならないのか、考えながら働いていただけたらと思います。」

この一言がきっかけで、なぜ最近志望校の話になると口ごもってしまうのか、本当に自分が行きたいところはどこなのか、ぼんやり考えながら家路へついた。

本当に行きたいところはどこか。。。

考えてみた。

だが、考える前から、答えが出ていることも、同時にわかっていた。


Stanford


自分の心に正直に従ってみると、ここ以外に思い浮かぶところはなかった。

それを、ドリームスクールだから受かる可能性低いし、落ちたときに恥ずかしくない様、「Stanford行けたらいいですねぇ、でもやはり自分の実務との関連性の観点からは・・・」なんて言いながら、ごまかしてきた。

でも、入れるとか入れないとか、勉強についていけそうだとかついていけなさそうだとか、考慮せず、純粋に自分の心が向かう先を素直に言葉にしてみると、Stanfordしか出てこなかったのだ。

なぜだろう。

帰りの電車の中で、肩ひじ張ることなく、自分の心から湧いてくる声を、ひたすら携帯に文字として打ち込んでいった。

すると、一つの答えらしきものに行きついた。

0(zero)

原点である。

Stanfordは、限りなくゼロに近いというか、ゼロの中にある場所であり、そこに身を投じたいがため、行きたい。それが理由なのだろうと思った。

どういう意味か、説明したい。

シリコンバレー、そこに隣接するStanfordには、アントレプレナーシップ溢れた人間達が集積し、その名の通り、日夜イノベーションを生み出している。

世間一般では、ここ一帯がベンチャー企業を量産するエリアだと捉えられているだろう。数多たるベンチャー企業が生まれているのは事実で、統計的な裏付けはないものの企業のライフサイクルも他のエリアに比較し圧倒的に短いはずだ。

そんな場所に行きたいと誰かに言えば、こんな返事があるはずだ。

「そうか、君はスタートアップや、新規ビジネスの創出に興味があるのか。」

だが自分には、"Partially yes"としか答えられないと思った。

なぜなら、シリコンバレー一体で起こっていることは、目新しい何かを生み出すことだけではないと考えるからだ。

そこでは、原点に立ち返り、全ての前提や思考の制約を取り払い、世には何が必要か、何があったらより面白い世界になっていくか、そのために何をすべきかを、核心に迫り、命綱なしでロジックを構築しなおす、だめならすぐ壊して、また構築し直す、そういったループが無限に起きているのではないか。

シリコンバレーの住人たちが真に追い求めているのは、表面的な目新しさではなく、0から1を構築することであり、その結果、

①既存の考え方や手法が最も前衛的であることが証明されることもあれば、
②既存の考え方や手法にスパイスが加わって姿が変わることもあれば、
③全く新しい概念が創出されることもあり、

それらのうちたまたま③がインパクトが大きく、センセーショナルであるから、そればかりのイメージが先行し、「シリコンバレーは新しい何かが生まれる場所」と表現されてしまうのだろう。

だが、③はあくまで0から1を生み出したいくつかの結果の一部にしか過ぎず、①②だって重要なアウトプットの一つなのである。

つらつらと書いているが、何が言いたいかというと、今の自分は、①②③のどの結果が生まれるのかなんてものは気にせずに、ひたすらゼロにこだわり、一切の思考の制約なく、ゼロを追求していきたい、そしてそこで鍛えたマインドを持って、卒業後のビジネス・諸活動に生かしていきたい、それを可能にしてくれるZONEがシリコンバレー一帯、即ちStanfordを求めているということなのである。

そんな考えが、筆者の頭を揺さぶったのだ。

これを説明するには、筆者の幼少期まで遡らなければならない。

10歳頃のことだ。

筆者が通っていた公立の小学校に、新しい担任の先生が就いた。彼は脱サラした当時30代前半の男性教師で、社会の厳しさを会社で学んだあとに、自分の天職は教師だと思ったのであろう、リスクを取って全く違う教育の世界に飛び込んできた。

小柄で、天然パーマ。人懐っこい性格で、熱血。人により好き嫌いは当然あったが、筆者はすぐにその担任を頼もしく思うようになった。

ある日、事件が起きた。

先生が何度注意をしても、給食の後片付け当番が自分の役割を全うしない(皿、スープが入ったバケツなどを片づけない)者がおり、ついに激怒した先生は、その状況が改善されるための案が提示されるまで、授業はしないと怒鳴って教室を出て、職員室に籠ってしまったのだ。

始めは、水を打ったかのような静けさが教室を包んだ。次第に、「さっきすごかったね」と恐る恐る話し出す者、「あんなに怒鳴っちゃってさ!」と茶化す者が出始め、クラスはざわついた。1時間もすれば帰ってくるだろうと生徒たちは思い、緊張感のない時間が広がり始めた。

しかし、2時間、3時間たっても帰ってこない。ついにホームルームの時間になってしまった。

さすがに何人か、まずいと感じ始める。自分もその一人だった。解決策はないが、まずは先生に謝りにいこう、緊張しながら、自分含む何人かで先生のもとへ。

謝った。

「で、どうするの?」

と一言。答えはない。

「じゃあ、明日も授業はやらない、帰ってくれ。俺はクビになってでも、この問題が解決されるまで、授業はしない。」

本当に授業をしてくれなかった。

翌日、小学生ながらにも、本気の議論が始まった。

まず、犯人捜し。誰のせいだ。あいつか、こいつか、出てこい。いや、お前だ。
こんな調子で、責任の擦り付け合いが始まる。

何も解決しない。

ようやく本質的な議論へ。

「何が悪かったのか。原因は何か。」

「○○が当番を忘れるから。」

いや、そんな議論ではない。それではさっきの責任のなすりつけあいと同じだ。

さんざん議論したところで、筆者は提案した。

「まず、今までは、皿なら皿、バケツならバケツと、仕事が個人に割り当てられていて、誰かが忘れたら、そのモノは忘れられて終わりだった。人の動きを見る、つまり当番の人がきちんと片づけるように給食を食べ始める前に本人に知らせ、食べ終わる頃に持ち場に立たせ、きちんと片づけたことを確認する人を置けばいいのではないか。」

つまり、タスクの処理責任が個人に任されていたところを、管理責任者を置くことで、人の動きをマネジメントする仕組みを発案したのだ。

考えれば誰でも思いつくし、経営学の視点からすればごく原始的なマネジメント手法として説明されるこの仕組みではあるが、一切の知識がない当時の子供たちにとってはとんでもないBreakthroughであった。すぐに先生にこれを説明しにいった。

先生は静かに

「よし、わかった。今日からこれでいこう、授業再開だ。」

と言い、帰ってきてくれた。

その後、運用はうまくいった。

小学校を卒業してから久々に母校に帰り先生と思い出話に花を咲かせていたときに

「そういえば(筆者)君があの時発明してくれた後片付けのシステムは、今も引き継がれているよ」

という話をもらった。

他愛もない話だが、子ども心ながらにこの時、問題の根源(ゼロ)を特定し、それを解決するためのアイデアを、頭を振り絞って考え出すことが、結果的に生み出されたアイデアが世間一般でいう既存/新規どちらであったとしても、重要なことなのだと心得たのだと思う。

それからの短い人生を振り返っても、自身のターニングポイントとなった強烈な経験があるたびに、「本質とは何か、最終目的とは何か、真の原因は何か」にふと原点に立ち返ったり、それを考え抜くことが多かったように思う。

インドでバックパッカーの旅をしていたある日、リキシャー(サイクル人力車)に乗った若い兄貴が、「ジャパニーズ、そこどきな!」と勝ち気な笑みを浮かべながら筆者と目が合ったとき、受けた衝撃。自分の仕事に全身全霊をつくしているのだろう、覇気に満ちていて、経済的な尺度では表せない、プロフェッショナリズムを感じたあの日。今でも、真に自分の求める仕事をするには、あの目をしていることが必要だと、自分の基準になっている。

金融畑で仕事をしていた頃、所属していた部の合宿で、当時の部の事業戦略を考えるというお題が何の制約もなく与えられた。自分のチームでは、筆者は先輩のメンツを気にすることなく、そもそも自分たちのビジネスのドメインは、今のとらえ方でよいのか、わが社の間尺で考えるなら、こういう定義で、ここまで目指し、その時間軸は、よくある2~3年の軸なんかじゃなく、10年単位で考えるべきだ、と、こんな議論を展開し、出来たのが、数兆円にも上る規模のビジネスの青写真。誰もが「合宿らしい壮大なプランが出来たな」と皮肉ったが、その後、これを面白いと思った部長が事業部の役員まで持って行ったところ、目に留まり、なんと略そのまま社長まで上がり、事業部の中期経営計画の骨子として社外に公表されるに至った(勿論筆者だけの力だけではないが、構想レベルでは間違いなく筆者の実績)。

個人の活動においては、自分が受けてきた教育に問題意識を持った。学校で勉強や部活に没頭した先に、どんな未来が待っているのか、親も、先生も、テレビも教えてくれない。核家族化が進み子どもと社会の接点が薄れた中で、生き様や職業観を感じられずに、教科の中での教育に囚われた学生たちは、テクニックの修得に走り、或いは勉強自体を放棄し、本質的な学ぶ意味を理解しないまま、就職活動というエスカレーターによって社会に放り出される。これではまずい。もっと早く、多様な生き方があることを知り、将来どんな選択肢があるのか、又は創り出せそうか、考え、学ぶ動機を内発し、自分の手で自分の未来を作り出せる子どもたちを増やしたい。そんな想いと、仲間と、ネットをごく自然に使うアイデアが組み合わさり、自分の価値観をWeb上でインプットすると、自分の趣味や価値観が近い大人が検索されるWebサービスをつくろうという着想を得て、仕込を続けた結果、更なる仲間、資金などに恵まれ、NPO法人を立ち上げ、サービスをローンチするにまで至った。

どれも共通して、既存の枠組みに疑問を覚え、ゼロという釘をそこに打ち込んだ結果、それに一石を投じるような変化が起きたことをは確かで、それは、全く新しかったかと言えばそうかもしれないし、既存の流れにドライブがかかったと言えばそうなのかもしれない。

一方で、会社は長い歴史の中で仕組みがある程度出来上がっているため、どうしても既存のフレームや前例を踏襲したワークスタイルが定着している環境下、一人だけ振り切った考え方で仕事をするのは憚られる。教育のフィールドについても、産業自体の硬直性が高く、入り込めば入り込むほど、思考の幅が小さくなっていくように思えてくる。

0を大事にしている自分を解き放ちきれず、知らず知らずのうちに閉塞感に包まれているのが現状なのだと思う。

0のZONE(Stanford)でやりたいこと、それは、思いきりゼロの世界にのめり込んで、「ありとあらゆる0から1が生み出される(た)瞬間に触れること」だ。

勿論、経営学としての知識やフレームワークは学業として勉強する。金融出身の者がいれば、どんなアセットが今面白いのか、どういうファンド運営が投資家に響くのかといった、ビジネス動向は聞き取る。

だが、0のZONEに身を投じるからには、0から1を生み出そうと、必死に0をさまよっている人、0から1を生み出した人(結果が既存のものだったか、全く新しいものだったか問わない)と同じ空気を吸い、彼らの生の興奮に触れ、言葉を超越した想いに魂を震わせることに重きを置き、一切の思考の制約なく受け止めてきたい。

それを通して、卒業後にやれることが3つあるのではないかと思う。

①金融畑での仕事を通して、日本の眠れる金融資産を経済に開放すること
②NPO法人の活動を通して、子どもたちの将来設計の可能性をMaximizeすること
③働きながら社会を変えるワークスタイルを普及すること

<①について>
あまり具体的に書いてしまうと身元がバレれしまいそうなので、敢えてぼかして書くが、現在自分がいる金融畑では、日本の眠れる金融資産がより生きた形で経済に流れ、資金を受けるべき者に届き、その受け手がその金、即ちSource(バランスシートの右側)を適切なResource(バランスシートの左側)に変え、事業を行い、価値に裏付けられた超過利潤を投資家に分配する一連の流れをコーディネートするビジネスを行っている。

商社が取り組む意義としては、これまで金融資産として馴染まなかった、実物性の高い資産にも投資対象を広げていくことから、これからこのビジネスを拡大していくにあたり、「本当にそんなものに投資できるのか?」という疑念に耐えながら、0から1を生み出すようなビジネスを仕掛けていくことになる。

また、眠れる金融資産を預かる日本の金庫の扉は堅く、その金融資産を世に開放するには、金庫番たちの考え方の根本を変えてもらいがら物事を進めていかなければならない。これも同じく、0から1を生み出すと同じに等しい努力が必要となるであろう。

その観点からすれば、まさに卒業後にも0の経験が役立つと考えられる。

<②について>
活動を始めて間もなく3年ほど経つが、日本の教育システムそのものが硬直化していて、誰も動かすに動かせない状況になっているのではないかと肌で感じている。革命的な力で揺さぶるべきなのか、「ゼロの釘」をどこかに打ち込んで、部分的に変化を起こしていくべきなのか、今はまだわからない。

しかし、少なくとも、今持っているサービスのタネ(まだ始まったばかりのサービスなので、「タネ」と表現した)を膨らませることで教育産業に一石を投じることは可能であり、その観点からは、IT・Techの総本山であるシリコンバレーに身を投じることは十分Make senseする。在学中にエンジニアと意見交換をしたり、いっそのこと支部を設立し、エンジニアを巻き込み、開発を進めてしまい、帰国後は東京・米国の2拠点体制で事業にドライブをかけていくことだってできる。その点、ポテンシャルは相当高い。

<③について>
今は仕事とNPOの二足の草鞋を履く状態となっており、これが本当によい形なのかは結論が出ていないが、一方で全く異なる2つのフィールドで、それぞれの問題意識に基づき、動き、社会を変えていくことは大変面白いことであると思う。

特に教育の世界に足を踏み入れて分かったことは、教育産業は、とにかく、金がない。儲からない、即ちここに身を投じると、生活が成り立たない(少々大げさだが、確実に言えることは、生活的にもだいぶ厳しくなるということだ)。そのため、パッションだけで教育業界に身を投じることもできるのかもしれないが、結局はもうからずにやろうとすることが小さく収まってしまったり、金を稼ぐために本来の目的を見失った事業に走ってしまうリスクもあり、理念を貫くためには、仕事を続けて生活を担保しながら、NPOの活動をすることでバランスが取れるという考え方も成立する様な気もしている。

ただ、ここは、マネタイズが成立するまでのブリッジ期間であるとも考えられ、マネタイズが出来たときには、金融か教育か、真に自分を投じるフィールドはどちらか、決断する時が来るのかもしれない。もしくは、「選択と集中」というビジネスの格言に敢えて反旗を翻し、仕事では金融を、NPOでは教育を変えるという、2つのゴールを同時に追求するという道を切り開くのも、面白きことなのかもしれない。

こういった点まで含めて、0のZONEで心行くまで考え抜いてきたいと思う。


MBAでやるべきことは、時間と共に薄れていく上滑った知識・フレームワークを得るためでもなく、業界が変われば途切れてしまう見せかけの人脈でもなく、目先の転職に結び付きそうなインターンシップでもなく、次の10年20年を見据え、Leapできるために、感覚を解き放ち、思考の制約を取り払い、ありとあらゆるものを吸収し、出せるものは全部出し切る、そんなことなのだと思う。

その観点からすると、どんなことだって寛大に受け止めてくれる、西海岸に次の成長の地を求めた方がよいのではないか、そんなことを思った次第である。

まだまだ荒削りだが、今日書かずにはいられない内容であったので、こうして記しておくことにする。



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2013年12月29日日曜日

TOEFL再始動 其の弐

年末年始は完全にTOEFLモードである。

前回のEntryからの進捗を記録しておく。

◆Reading

Readingの優先順位は低いため、他の科目の合間にやるイメージ。

・TOEFL MAPが思いの外早く届いた。演習量が多く、これは遣り甲斐がありそうだ。
・土佐先生のアドバイスにより、多読(自分のレベルより若干低いもの)はやっておくようにと。→過去中途半端にやりっぱなしにしていたテキスト、茅ヶ崎式、Breaking newsで絶対量を確保したい。

◆Listening

優先度が最も高い。

・Lingo LLCで1月より通学することになった。早速副教材を活用したリスニング力向上の宿題が出ており、対応中。具体的には、以下

↓教材の英文をシャドウイング:単純な意味と思いきや知らない表現が多く、なるほど、と思うことが多い。
改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK)

↓単語を同意語と関連付けて暗記:同義語とセットで頻出単語が出てくる。英単語3800より実利があるかも。
TOEFLiBT頻出英単語1700―iBT完全対応版 (CD BOOK)

・早速TOEFL Mapを活用してみた。演習量が多く、MP3をダウンロードしたところ、10時間分の問題が詰まっていた。これは相当の遣り甲斐。漫然と問題を解くのは得策でないため、以下のフローを構築した。これで今日朝から晩までひたすら問題を解いたが、そこそこ手ごたえはある印象。

<練習フロー>
事前準備:iphoneで"Audipo"という、再生速度を音飛びなく変更できるアプリをDL。問題もiphoneのミュージックに追加しておく。
所要時間:1セット40~50分程度
手順:以下の通り。
①1.2倍速で問題を解く
②1.2倍速で再度聞く
③1.3倍速で文章読みながら、わからないところ(単語、文章)をマークしながら聞く
④マーク部分の単語を調べる、文章を理解する
⑤通常速度で、意味を理解しながら3回シャドウイングをする
⑥自分のペースで、意味を理解しながら音読する
⑦1.5倍速で文章を読みながら聞く
⑧1.3倍速で文章なしで聞く


◆Speaking

・採点基準が厳格化されたとのことで、再度ドナルドへ通学することに。
・1月初週より席を無事ゲット。


◆Writing

・Lingo LLCのコースでカバー。
・Skype英会話(週2回1時間受講)で最近Writingの宿題が頻発するようになったため、まずはそこで訓練
・Breaking newsは、フリーサイトながらも、文法を穴埋め形式で、自分の弱点と思わしき冠詞、前置詞、単複をテストできるので、活用
・毎日簡単な日記を書く
・Jackは息子への代替わりでサービスの質が落ちたとのことで、利用しない予定。


少々雑になってしまったが、この調子で1月からフル稼働で突っ込んでいきたい。


【読者の皆様へ】
今年はだいぶ投稿をサボってしまい、中身の薄い内容が続いてしまいましたが、いよいよ社費試験合格に伴い、明確な期限ができ、このブログも一旦は佳境に突入すると思われます。来年は今年よりかは色濃いEntryをお届けできるかと思いますので、宜しくお願いします!それでは、良いお年を!


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2013年12月19日木曜日

TOEFL 再始動

前回のEntryに書いた通り、社費試験に合格したが、その後正式に会社から受領した通知を見て、新たな事実が発覚した。

「以下のいずれかに合格しなければ、社費派遣は取り消し」

HBS
Stanford
Wharton
MIT
Chicago
Kellogg
UC Berkeley
Columbia
LBS

要は'No Compromise'ということの様だ。いよいよ後がなくなった。だが、これらはどれも文句のつけようのない、正真正銘のトップスクールであり、逆にゴールが明確になった。

Just do it

やるだけである。

昨日Affianceの土佐先生に相談した。多岐に亘るアドバイスを頂戴したが、要すると

・素晴らしい計画を立てることも大事だが、それを実行するに足るメンタルをしっかり整えること
・GMATは後でもできる。TOEFLが取れないと後でツケが回るので、GMATを一旦おいておき、2月中にTOEFL105点、3月までには109点を取ること(ちなみに、筆者は現在103点のスコアを有するが、来年3月にExpireすることから、再度ハイスコアを取ることが必須)
・TOEFLは何が弱いのか、徹底的に、緻密に洗い出し、その対策を年内に固めること

ということだった。

早速、TOEFLの対策を考えてみることにしたが、ただ考えるだけでは頭がグルグルしてしまいそうなので、ここで書きながら整理したい。

まず、TOEFL云々の前に、今後の勉強可能時間の測定から。



試算してみた。

結論としては、MBA準備に充てる時間は週当たり32時間という整理になった。

平均的な一週間(平日+休日)において、睡眠、仕事、食事等を除いた、原則自分で時間を割り振れる時間を「アロケート可能時間」と定義。平日夜は毎日19時半に終了する前提とし、残業は調整の余地があるものとしてアロケート可能時間の内数としてカウントした。

その前提で検証したところ、現状としては、週当たり71時間という結果になった。内訳は、ここ最近の実績を踏まえ、以下4分類で算出。

①MBA21.6時間(31%)
②NPO14.2時間(20%)
③嫁候補サービス5.9時間(8%)
④その他*28.9時間(41%)  *残業、仕事の付き合い上外せない歓送迎会等も含む

分析と対策は以下。
②NPO
活動が初期的な拡張期に入ったため、NPO法人化をしたが、所轄庁対応、代表業(教育委員会・スポンサー企業等ステークホルダー対応、勉強会等での登壇依頼対応、事故処理等)の時間が増加している。代表でないと対応できないものも少なからずあり、この部分に関するコミット時間の削減は容易ではない。また、活動の拡張に対応するため組織を急拡大したが、これまでのインフラが人数が拡大したベースでの情報共有やレポートラインに対応しきれておらず、このシューティングに一時的に時間を要している。持ちタスクも可能な限り他メンバーに渡しているが、ワークフローをゼロベースで構築しながら引き継いでいるため、アウトプットイメージが後任と折り合わずに時間を要している面もある。
【対策】
TOEFL・GMATが終わるまでは特に、所轄庁対応・代表業(の中でも本当に必要なもの)・内部役員会の出席に活動対象を絞り、実務からほぼ完全に手を引くことで、1/3程度に圧縮する。

③嫁候補対応
かなり理解がある相手なので、時間削減も可能だが、社費派遣が決まったことに伴い、出発前(合格後)の結婚、帯同の可能性が濃厚、今後結婚プロセスが入ることも見据え、現状維持。

④その他
想定以上に「その他」の時間が多いことに我ながら驚いた。
「その他」を分析してみると、平日夜(業務終了後)13.8時間(20%)に偏っていることが判明。今年度以降のスケジュールを見てみると、平日夜については、4~10月は業務繁忙期によりほぼ業務に充てられていた。ここまでは止む無し。10月以降は人事部に異動し、繁忙状態からは解放されたが、付き合い残業で無駄に会社に残る、本来断れる宴席に出席する、帰宅するも勉強まで手を付けずに漫然と読書・ネット・家事をして寝る等、無駄が多い傾向にあった。
【対策】
・付き合い残業のカット:社費派遣が決定したため、勉強を理由に堂々と退社出来る様になったことから、不要不急の仕事はせずにすぐ帰る
・TOEFL(14年3月にExpire)、GMATのスコアが出るまで、公私共にクリティカルな宴席以外は全てカット
・帰宅したら疲れていても勉強する癖をつける(その生活に慣れる)

新アロケーション目標を考えた。睡眠時間を削ることでアロケート可能時間の捻出はできなくはないが、過去そうした結果効率が著しく下がったため、やらない。したがってアロケート可能時間は週当たり71時間で維持。内訳の変更を行う。

①MBA32時間(45%)↑
平日3.5時間(通勤含む朝2時間+夜1.5時間)×4日=14時間、休日9時間×2日=18時間
②NPO9時間(11%)↓
役員会休日2時間、平日メール対応4時間、代表業等3時間
③嫁候補サービス6時間(8%)→
④その他24時間(34%)↓
残業、業務上出席が必要な宴席等のバッファーも込み。また、過度な追い込みはパフォーマンスの低下も招きかねず、意図的な休憩・運動等の時間も確保する。



週32時間を使ってできる勉強、そしてTOEFLの弱点を克服するためのロードマップとは何か。本題に入る。


◆現状認識

全般:丸2年ほど受けていないため、感覚は相当鈍っている(はず)

Reading:受験していたころは平均28~29点で、まずまずの結果。GMAT対策でCR・RCをやっていたため、著しい減退はなく、むしろ精度は上がっているかも。ここは30点までもっていきたいところ。

Listening:そもそも25点を超えたことなく、弱点という認識。今年8月に、土佐先生より、社費試験に合格し、現地で飛躍するために、本質的な英語力の向上をすべしとの指令があり、British Council、Skype英会話、通勤時のWall Street Journal this morning(ポッドキャスト)を取り入れていたことから、少しは維持できているはずだが、TOEFL用の訓練という念頭ではやっておらず、能力低下は間違いないはず。弱点克服の観点から、ここは重点分野。

Speaking:22~24点取れていたが、テンプレート的回答ではスコアが出ない基準に現在はなっていると聞くので、ここはまずいかもしれない。対策の情報源が現在なく、そこから始める必要あり。

Writing:Listeningに次ぐ苦手分野。26~28点がせいぜいというところで、突き抜けることができない。ただし、GMAT対策でしっかり文法を勉強するなかで、如何に自分が冠詞、前置詞、単複、受動能動、他動自動など、見境ないめちゃくちゃな文法を使ってきたか認識し、英作文の精度は上がったので、スコアの改善には期待できるかもしれない

◆対策

○最重点分野:Listening
25点の壁を突破するどころか、ここを28~29点くらいまでもっていけば、スコアのジャンプアップが可能。Speaking、WritingのIntegrate taskとも連動しており、結果的に他セクションでのスコア上昇が期待できる。対策方法案を書いてみる。

・Lingo LLC受講:Listeningで有名な林先生がおり、今年9月頃に会って話を聞いたのだが、そのときはGMATと並行してやるならどうか、という相談であり、受講見送りとなったが、このタイミングに差し掛かった今は、すぐにでも受けられる授業を取るべきかと思う。TOEFL100点以上を狙うコースの開講スケジュールを見たところ、現在11月に始まった9週連続コースの真ん中におり、途中から入れるか微妙なところだが、ごり押しを試みたい。金に糸目はつけないので、乗り遅れた分はプライベートレッスンでListeningだけざっとおさらいしてもらい、キャッチアップするのは手か。

・TOEFL Map:Affianceの受験仲間から勧められて購入した、韓国で発行されている本。韓国ではテキストが日本より充実しており、結構使える様で、韓国本をつかってひたすら高得点に挑む人のブログにその有用性が書かれている。テキスト的には、これで目先対応してみたい。

・60 Seconds Science:電車内でこれを何度でも聞き、Dictationできるレベルまで聞く。最低限、全て理解しきるまで聞き切るまではしたい。

○重点分野①:Writing
多くの受験生が29~30点をたたき出しており、自分もコツさえつかめばこの領域まで達成できるはずで、そのレベルまで持っていきたい。

・Lingo LLC受講:これまた予備校頼みになってしまうが、Writingも含まれているこのコースで、目先は何とかしたい

・Usher TOEFL Final Test:これまた韓流ブログに紹介あるので、そちらを参照願いたいが、これも本試験レベルに近いものらしく、使ってみようと思う

・YES吉井先生の文法コース復習:地味ではあるが、相当内容の濃いコースだったので、みっちり復習して、基礎を見直したい

・日記:以前土佐先生より、毎日100単語でもいいから、日記を書け。とにかく量をこなし、わからない表現を地道に積み上げていくことで、しっかりした文章が書けるようになる、とのアドバイスをもらった。今こそこれを実行するときだろう。たまに作った文章を、格安の校正サイトを使って検証すると間違いが発見できてよいと思う。

ちなみに、定評の高かったJackについては、息子にサービスを引き継いで依頼、質の低下が著しい模様で、やむなく見送ることにした。情報ソースはこちら。

○重点分野②:Speaking
勉強のメソッド自体はドナルドで学んだので、もう一度そのフローを思い出して対策すればよさそうだが、新基準の恐ろしさを知らないため、個別対策が必要。

・Donald再受講:まずは1カ月、行ってみて何が変わったか確かめてみたい。早速ドナルドに問い合わせよう。

・Donald式トレーニング:ドナルドで以前学んだことを思い出しながら、ひたすらICレコーダーにぶつぶつTweetして訓練。

○通常分野:Reading
他の重点分野の優先度を上げ、相対的にはここへの力の置き方を変える必要があるだろう。現状、Scientific AmericanのOnline版を読むことを通勤中の日課にしているが、これをListeningにうつす。ただReadingを放っておくのもいかんので、対策を講じる。

・TOEFL Map:これまた韓流ブログ頼みだが、この本は相当いけているとの前評判なので、やってみたいと思う。こちらのサイトから注文し、2週間で届くというので、年末年始の勉強シーズンまでには何とか届いていてほしいところ。



ということで、つらつらと書いてみたら一旦それらしくなったと思うので、これをベースに、厳密な一週間の勉強時間の割り振りや、テキストをどう使いこなすか、予備校は本当に通えるのかを検証し、最終的に固めていきたい。

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2013年12月13日金曜日

転機

転機は突然訪れた。

2015年夏(Class of 2017)で、社費派遣、決定。

昨日の夕方、現在所属する人事部ではなく、出身母体の金融事業部門の上席から内線がかかってきた。

「はい、[筆者名]です」

「おめでとう」

「はい?何の件でしょうか?」

「だから、おめでとう」

「えっと、、、何かありましたっけ、、、あ。もしやあの件ですか?」

「その件だよ。これからが一番大変だから、頑張って。留学までには・・・(以下略)」



以前のEntryにも書いた通り、今年の夏あたりからキャリアゴールや受験タイミングなど、複数要素でブレが生じ、迷走状態に陥っていた。

その後もGMATの勉強はぼちぼちつづけながら、社費選考も今回が最後(落ちたら今年か来年に出願し、それをもって退職)と思って取り掛かっていた。

そのため、勉強の優先順位、アロケーションとしては、

①本質的な英語力の向上
→すなわち、英語でのコミュニケーションの絶対量の増幅。平日週2回早朝にLOI Englishでネイティブと1時間英会話。毎週土曜日はBritish Councilで3時間の英語レッスン(英会話中心だが、宿題も含めると、読み、書き、聞き、話しがそこそこバランスよく学べる)。通勤時には最近ご無沙汰してきた通勤時のWall Street Journalのリスニング復活など、コミュニケーションにフォーカスを当てた勉強をしてきた。

②社費試験への対策
→今まで社費試験にあたっては、そんなに思いきり時間をかけもしないし、想定もしようがなかったので対策はしてこなかった。それが筆記試験や面接試験当日に仇となり、パフォーマンスを出せず、過去2回落ちたのだと思われた。過去2回の失敗を踏まえ、アプリケーション、筆記試験、面接試験、上席各位との個別面談(根回しに近い)、その他アセスメントテストの全てに個別対策の時間を設け、Affiance土佐先生にも適宜アドバイスを仰ぎながら、今回は事前に打てる手は全て打った上で臨んだ。この点、孫子の兵法の一節にある「彼(てき)を知り、己を知れば、百戦危うからず」に素直に従った形だ。

③GMAT
→何となく後回しにしてきた結果、いつも正答率が驚くほど低く、知らず知らずのうちに苦手意識が芽生え、課題となっていたRCを中心に、地味に勉強を続けてきた。

という感じで取り組んできた。

10月頃からはきれいに上記の優先順位で取り組んできたので、わかっていたことだがGMATに専念できない状態になり、RCに集中した結果、SC、CR、Mathはほったらかしてしまい、総力としては下がってしまい、結局年内は一度も受験しないという結果になった。

「まとまった時間を投じないとGMATはいつまでもクリアできない」

改めてGMATの壁の高さを再確認した。

その一方で、これまで辛酸を舐めてきた社費試験には、10月頃から今までならぬ気迫で取り組んだ。振り返ってみると、アプリケーション、筆記テスト、その他アセスメントテストが小出しに出てきたこともあり、朝通常GMATの勉強に充てる時間をこれらの対策に投じた。思いの外時間がかかり、GMATに時間を割けないもどかしさとの葛藤もあった。

一向に上がらないGMATのスコア(Prepで測定)を見るに、今年の出願(2014夏からの留学)の道は徐々に閉ざされつつあった。そこまでして社費を優先したにも関わらず、落ちたらどうなるか。社費の合否が出るのが年内と聞いていたので、それからGMATを巻き返しても出願は3rd Roundとなり、不利な戦いになる。そこで無理して戦うか、来年まで見送るか。来年まで見送ったとしたら、私費となると、帰国後の年齢が33歳になることもあり、転職活動に苦労が生じるのではないかという不安がよぎった。いや、それなら今あるNPOをもっと安定して稼げる形にして、帰国後すぐそちらに全て身を寄せるべきか。。。

そんなことが頭を駆け巡り、悶々とし、時にはモチベーションが低迷したこともあったが、歯を食いしばって出来ることをひたすら打ち込んでいった。

その結果、筆記試験、面接試験いずれも略想定内(むしろほぼドンピシャ)の問題・質問が出され、想定シナリオ通りの対応をしていった。

試験の詳細については守秘性の観点から記載は控えるが、一つだけ印象的であったやりとりを記録しておきたい。

面接時、こんなことを聞かれた。

「よく3年も社費選考受け続けられますね。やりたいことが沢山あるだろうに、きっとこれまで準備に多大な時間やお金を投じたでしょう。そこまでして留学したいと思うモチベーションの源泉はどこにあるのですか?」

「会社への事業の拡大に貢献する(本音では会社の事業に限定したくないが、面接では会社の説得の観点から、こういう文脈で語った)という『確信』があるから、ここまでやれるのだと思います。実際に学校へ足を運びました。日本人が中心ですが、これまで200人くらいはMBAホルダー・キャンディデートと会って話をしたと思います。その中で、MBA留学をすることで、国籍・産業を超えたネットワーク、断片化していた経験の体系化、世界から集まった屈強なキャンディデートと本気でぶつかり合いを通したリーダーシップ・コミュニケーション力の獲得が期待できることがわかりました。そしてそれらを得ることで、帰国後の事業へのコミットを通して必ず、留学をしていない前提で自分が出せるパフォーマンスを超えると確信しています。その確信が既に分かっているからこそ、留学が実現するまで、こうして性懲りもなく門を叩きに来ています。」

もはや面接で緊張もしなければ、変に飾り付けたりへりくだったりもしなかった。これでダメなら辞めて私費で行きますという覚悟が今まで以上に定まっていたからだろう、むしろ開き直りの心境にも近かったと思う。


そして昨日の内線。

一人で消化するのも良いと思ったが、まず頭に浮かんだ両親に、この事実を報告しようと思い、残業で遅いはずだった父を引っ張り出し、母も呼び出し、実家付近の居酒屋に行った。

たまに実家に寄ったと思えば、「今度こそ」と言うばかりで結果が出ない息子。

そんな姿を何も言わず見守ってくれた寡黙な父。
「あんたなら大丈夫よ!」と、何の根拠もなく只々背中を押してくれた陽気な母。

昨日、留学実現に一歩近づいた事実を伝えた。

「そうか。受験に合格するまでは気を抜けない。」と2時間くらいの飲食中、本当に一言だけの父。
「あらよかったわね!ちょうどそろそろこんな知らせが来るんじゃないかと思って英語の勉強を始めようと思ったの!留学中に遊びに行った時に話せなきゃね!お父さんは話せるからいいかもしれないけど。それと・・・(以下略。長い。)」と相変わらずマシンガントークをかます陽気な母。

いつもと何も変わらない会話のテンポ。その日常に少しの変化を感じた一夜だった。


今、感じていること、それは、喜びというより、むしろ恐怖にすら近いプレッシャー。

なんだかんだで、留学時期が後ろ倒しにできたため、タイムリミットがあるようでなかった。
GMATの受験回数は年間5回だが、待てば実質何度でも受けられた。TOEFLは結果が出るまで受け続ければよかった。

もうこの甘えは、許されない。

明確なデッドラインができた。GMATも、来年のこの時期に出願することを考慮すると、きっかり残り5回しか受験できない。その間に、TOEFL103点の有効期限も切れるため、再度ハイスコアを出さなければならない。

これまでその壁の高さを嫌というほど見て来たので、社費が決まった現時点においては、戦々恐々としか表現のしようがない。

来週には土佐先生と電話会議をすることになった。今後の受験戦略を再構築するにあたり、そのアドバイスをいただく。

今までの生活スタイルにおける時間配分は、総見直しが必須。

世の常で、いつもながらに大変な仕事。
急成長ながらも組織の拡大により課題山積のNPO法人。
もう後がないMBA留学。

ここ2年ほど、仕事、NPOと並行してMBAに取り組み、そのバランスの難しさを痛感してきたが、向う一年は、さらにそれに拍車がかかることになる。

ただ生活全般を見渡してみると、何だかんだ生活の隙間時間を有効活用できていなかったり、流されるままに上司・同僚・友人と飲み歩いたり(時にそれも大事ではあるが)、NPOで人に預けられるタスクを抱えてしまっていたり、最適化されていない部分もそれなりにあることは認識している。

こういう時間を向う一年は大胆に整理し、結果を出すための時間に変換しなければならないだろう。

また、キャリアゴールも腹落ちするレベルまで再定義する必要がある。軌道に乗るNPOはどうするのか、今の会社で真に成し遂げたいことは何か、深く、深く、自分に潜り込んで、ドロッとしてきた部分も洗い出して、しっかり練り上げていかなければならない。

さぁ、これからが大変だ。無理なギアチェンジでエンストしないよう気を付けながら、緊張感を持って結果を追求したい。


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