気付けば今年も半分終わり。時間の流れの早さにぞっとする。
目先のタスクに追われて大局観を失いつつあった自分に、ブログのコメントや個別のコメントなど、最近色んな方が貴重なアドバイスをくださるので、一旦振り返ってみたい。
特に、以下の分析をするに至ったのは、今年から米国トップスクールに留学するNさん(このブログに掲載しているメアドからコンタクトしていただいたことで知り合った)からの大変親身なアドバイスによるところが大きいこと、この場を借りてお礼を申し上げておきたい。
◆総論
<スコアメイク>
・とにかくスコアメイクが至上命題。これさえクリアすれば、後の展望は大分明るい。
・TOEFLは7/12の受験を最後に撤退。
・7月1日から、GMATにリソースの90%を集中、9~11月での700点以上の達成を狙う。
・同時に、IELTSにはリソースの10%弱を継続して、8~9月、遅くとも10月までに7.5以上を狙う。7.5が出た時点で全てのリソースをGMATに集中。
・ほんの少しの隙間時間に、エッセー、情報収集、推薦状など、他諸々を少しずつ分解して取り組む
<出願>
・8~9月にGMAT700点以上が出れば、1st roundで1~3校程度出願。2ndで1~3校出願。
・1st提出シーズンまでにGMAT700点以上が出なければ、2ndに4~6校を出願。
・2nd提出シーズンまでにGMAT700点以上が出ない場合、3rdに出願して2ndと比べて合格率が急落するところには2ndで出願しつつ、急落しないスクールについては、3rdで出願(Adamによると、そういうスクールもあるとのこと)。
・ただし、2nd出願のタイミングで5回受験を消化し、700点を下回る成績しか出なかった場合は、2ndで可能な限り多くのスクールに出願し、勝負する。
◆TOEFL/IELTS
<評価:△>
TOEFLは100、IELTSは7.0ということで、HBSを除くトップ校への切符は得ている状況。ただし、Competitiveなスコアでは全くない。
<取り組み状況>
年初から腰を据えて取り組んできた。特に5月の岡山でのうわついた投稿へのブログ読者の方からの鋭いコメントに反省してからは、毎日5時半~6時に起床し1.5~2時間勉強、18時までには仕事を終え帰宅し2時間勉強、22時半就寝という規則正しい生活を励行し、テスト地獄に正面から向き合ってきた。勿論前進はあったが、以下の状況。
<TOEFL成績>
受験回数:再始動後8回(8回目の結果未受領。9回目を7/12に予約済み)
最高点:100(R27 L27 S22 W24)
傾向:Wは不調続きであったが、Wをコンスタントに27~30点たたき出していたアフィアンス時代の友人から手ほどきを受けたので、8回目はその効果に期待したい
<IELTS成績>
受験回数:5回(5回目の結果未受領)
最高点:7.0(回によって各セクションの点数にばらつき)
傾向:最初はWとSが好調、最近はLとRが好調。ただこれらがかみ合わず7.5をあと一歩のところで逃し続けている。セクション間の好スコアが普通に重なりさえすれば7.5は目前
<結論>
TOEFLはスコア頭打ち。一方、IELTSはもうひと押しで7.5。
◆GMAT
<評価:×>
3年前の受験では、400点台を2回たたき出している。履歴が残ってしまっている点でも痛いが、それ以上に700点+までの道のりが全く見通し立っていない。ただし、濱口塾に御世話になることには決め、勉強する環境は整備完了。
<取り組み状況>
相当厳しい割に勉強に全く着手できていない状況。2013年はアフィアンスに2か月通い、その後シコシコ勉強したが、Prepでは560点に留まる状況。中堅私大文系出身というぬるい学生時代を過ごしてしまったこともあり、Mathが相当ネック。
<成績>
受験回数:2回
スコア:400点台(ひどすぎる)
<結論>
スコアメイク完了の目途が全く立っておらず、一刻も早い着手が必要
◆Essay
<評価:◎>
最近エッセーカウンセラーをAdamとEdに依頼することに決め、その過程でJohnとも話す機会があったが、3人共通して、筆者のWork experience、Corporate brand(+社費派遣)、Social activityなどのプロフィールは、総合的に勘案すると他のアプリカントを凌駕しているとのこと。書くのに時間はかかれど、ネタは豊富にあり、不安はほぼなし。
<取り組み状況>
カウンセラーを決め、入金しただけ。補助的な準備としては、明日以降複数回合計5時間内外で日本人のキャリアカウンセラーに諸々相談する時間を設けているくらい。
<結論>
カウンセラーは押さえたし、書くネタに困ることもなく、GMATスコアメイク完了まで放置
◆推薦状
<評価:○>
社費派遣であることもあり、上司からの協力は得やすい。社外で頼める人はいなくもないが、残念ながら異動が多く、社内仕事が多いため外部の方とがっつりつながる機会が少ないため、依頼できる人は多くない。
<取り組み状況>
3年ほど前にEdの推薦状セミナーに出た程度。
<結論>
どの上司に依頼するか時々考える程度にとどめ、GMATスコアメイク完了まで放置
◆GPA
<評価:○>
大学は一般入試の成績が良かったため、4年間全額学費免除の特待生となり、毎年の奨学金継続審査(GPA3.5下回ったら打ち切り)のために勉強を頑張ったことから、3.61であり、まともに戦えるスコアではある。
<結論>
今更変わるわけでもないし、まともに戦える点数なので、放置
◆インタビュー
<評価:○>
純日本製の立場としては、留学経験者や帰国子女と比べるとおおよそ話にならないレベルではあるが、発音矯正の学校に通ったり、シャドウイングやSkypeレッスンなどのトレーニングを長らく積み重ねた結果、会話力そのものに関しては、エッセイカウンセラーやアドミッションオフィスの方々と話す際にもらうフィードバックでは、「純ドメにしては全く問題なし」と言われるレベル。
<取り組み状況>
最近はスコアメイクに直結するトレーニング(TOEFLのSpeaking問題を解くなど)しかしていないためご無沙汰。仕事では海外案件に携わっているため、英語ネイティブの同僚含めて英語でコミュニケーションする機会があるが、週に1度電話するかしないかレベルであり、トレーニングにはカウントできない。GMAT目標スコア達成後にSkypeレッスンの頻度やカウンセラーとのコミュニケーションの中で会話力を上げていきたい。
<結論>
Disadvantageではないが、放置しすぎるとすぐに能力が減退するため、怠らず、維持を心がける。外国人の同僚とのコミュニケーションは極力電話にして、自然と英語を話す機会を作ることにして、それ以上のリソースをGMATスコアメイク完了まで投下しない。
◆キャンパスビジット・学校情報収集
<評価:○>
4~5年前になってしまうが、一通りの志望校へのキャンパスを実施し、またもうかれこれ受験生活も5年目になるため、卒業生とのコネクションや、学校に関する情報収集は大分進んだ。
<取り組み状況>
社費派遣の強みなのだろうが、アドミのリージョンヘッドクラスが会社に来たりするため(HBSは来社済み、Stanfordは8月に来社。その他のトップスクールも来社予定とのこと)、情報収集は勿論のこと、個別にレジュメを手渡ししたり、アピールするチャンスはあり。
<結論>
追加情報の取得は必要あるし、キャンパスビジットをできればもちろんベストだが、GMATという大敵を倒さずしてキャンパスビジットを行うかは要検討。ただし、勿論想定以上にGMATスコアメイクが早く完了すれば、間違いなく実施するし、前回のEntryで投稿してくれた方が紹介してくれた事例のように、「突撃」による成功例もあるため、チャンスを狙いたい。
ところで、丁度2014年が終わる節目の今日、たまたま社内で講演会があり、ブラジルサッカーW杯に出場した主力選手や、大リーグで日本人プレイヤーと言えば誰でも知っている選手などのメンタルトレーナーを務める方が招かれた。
パッショナブルな話かと思いきや、言葉やイメージがパフォーマンスや体の力の入り方にどう影響があるのかを、実際に参加者に試してもらいながら実証し、かつそれを理論でサポートするという内容で、まさに目から鱗だった。ほんの一部を以下に紹介して、半年の総括としたい。
・「自分はできる」と言葉で10回繰り返し、かつ過去の成功した瞬間をイメージしながら、親指と人差し指で力強く輪をつくり、他の人にその輪を崩してもらおうとすると、相当力を入れても崩れないが、全く逆のネガティブな言葉とイメージをしながら同じことをすると、あっさり崩れる。言葉とイメージは、フィジカルにもメンタルにもすぐ現れる。だから、嘘でもいいから、言葉とイメージはポジティブな状態で勝負に臨め(実験が疑わしいと思った人、実際にやっていただきたい)
・人間の「重心」は腹、足の裏にあると最も高いパフォーマンスが実現できる。(これは本当に面白いが)下を向いて足の裏に意識を集中して直立している人を、後ろから抱きかかえて持ち上げようとすると、全く持ち上がらないが、上を向いて重心が上に行ってしまっている人を同じく抱きかかえると、あっという間に持ち上げられる。緊張して「あがる」とか、「浮足立つ」「地に足のついていない」などの表現は、全てここからきている。一方、「腹をくくる」「腰を据える」などの表現にあるように、真正面から勝負をしかけるときは、これが効く。勝負の時には、足と腹に意識を集中させること。
・人間は、「自然体」で「目的に向かって一直線になっている」ときに最大のパフォーマンスを発揮する。「頑張る」状態は、体を硬直させ、悪い結果へと誘導する。(これまた面白い実験だが)、鉄アレイを持ち上げるようにして、他人にその腕が上に上がるのを押さえつけてもらう。この時、「よーし、絶対上まで持ち上げきるぞ」と、握りこぶし一杯に力を入れて上に手を動かそうとすると、相当つっかえる。しかし、目の前に果物や手すりなどがぶら下っているイメージを描き、それを普通に取ろうと、手のひらを楽にして持ち上げると、あら不思議、ものすごい力で手を上げることができる。つまり、結果を出すことにプレッシャーを勝手に感じ、目的の達成以外の要因に気を取られ、目的に直進できない時、パフォーマンスは悪化するとのこと。
例えば、上記を英語の試験(TOEFLでもGMATでもよい)に当てはめて言えば、まずは家を出る時に、言葉とイメージで勝利の信号を体中に送る。会場に着いたら、腹と足を叩いて重心を下に持っていくこと。テストルームでは「よーぅし、今日こそいい結果出すぞ、3・2・1・GO!!」みたいな感じでやっていると、絶対いい点数は出ない。まるで部屋でトイレから戻ってきて、何気なく椅子に座り、模試を再開するかのごとく自然に、英語を読みこなしていくこと。こういう取り組み方がいい結果をもたらすということなのだろう。
ただ、やはり重要なのが、日々の積み重ね。練習でコンスタントにいい結果が出ないのに、それをはるかに上回るパフォーマンスはまず出ない。ベースにはやはり、たゆまぬ訓練が必要とのことだった。
そして、徹底的な分析。特に成功している時の要因分析が大事とのことだった。よく、失敗の原因究明は大事だとは言われているが、それもさることながら、成功している時の要素をきちんと分解し、何がどうなったから成果が出たのかを日頃からケアすることで、次の成功を組み立てていけるということであった。
思い返すと、最近のテスト、特にTOEFLでは、心のどこかでいつも「今日もきっとダメなんじゃないか」「ほら、またつっかえた」「うわっ、今日は自分のリスニング中に近くでスピーキングが始まっちゃったよ、集中できん」「なんか今日は妙に耳栓の調子が悪いな」など、邪念が頭をよぎり、試験中「だから今日もきっとダメそうだ」と及び腰になっていたことが多々あった気がする。
実際に、「スランプや負け癖根性からどうすれば脱却できるか?」と自身で手を上げて質問したところ、対処法の一つは、上記にもあるような、成功の分析をしっかりして(失敗の中にもうまくいっていた部分は必ずあったはず)次回には成功要素に基づいた戦いをすること、もう一つは負の遺産は一切捨てて、ゼロベースで、「頑張らず」「自然体」で戦い方を構築し実践することをアドバイスとして頂戴した。
今後GMATという強敵を前に、TOEFLで連戦をつづけたようなマインドセット(ましてやGMATには過去400点台をたたき出したトラウマもある)を垂れ流していては、間違いなく危ういが、今日の講演に出会えたことで、少なくともマインドセットの部分で、なぜ自分が連戦連敗を積み重ねて来たのか、わかった気がする。
バカ一直線ではあるが、言葉とイメージで勝利の癖を身に着け、重心を下に降ろし、自然体で目的に直進する姿勢で、今後のバッターボックスに立ちたいと思う。

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目先のタスクに追われて大局観を失いつつあった自分に、ブログのコメントや個別のコメントなど、最近色んな方が貴重なアドバイスをくださるので、一旦振り返ってみたい。
特に、以下の分析をするに至ったのは、今年から米国トップスクールに留学するNさん(このブログに掲載しているメアドからコンタクトしていただいたことで知り合った)からの大変親身なアドバイスによるところが大きいこと、この場を借りてお礼を申し上げておきたい。
◆総論
<スコアメイク>
・とにかくスコアメイクが至上命題。これさえクリアすれば、後の展望は大分明るい。
・TOEFLは7/12の受験を最後に撤退。
・7月1日から、GMATにリソースの90%を集中、9~11月での700点以上の達成を狙う。
・同時に、IELTSにはリソースの10%弱を継続して、8~9月、遅くとも10月までに7.5以上を狙う。7.5が出た時点で全てのリソースをGMATに集中。
・ほんの少しの隙間時間に、エッセー、情報収集、推薦状など、他諸々を少しずつ分解して取り組む
<出願>
・8~9月にGMAT700点以上が出れば、1st roundで1~3校程度出願。2ndで1~3校出願。
・1st提出シーズンまでにGMAT700点以上が出なければ、2ndに4~6校を出願。
・2nd提出シーズンまでにGMAT700点以上が出ない場合、3rdに出願して2ndと比べて合格率が急落するところには2ndで出願しつつ、急落しないスクールについては、3rdで出願(Adamによると、そういうスクールもあるとのこと)。
・ただし、2nd出願のタイミングで5回受験を消化し、700点を下回る成績しか出なかった場合は、2ndで可能な限り多くのスクールに出願し、勝負する。
◆TOEFL/IELTS
<評価:△>
TOEFLは100、IELTSは7.0ということで、HBSを除くトップ校への切符は得ている状況。ただし、Competitiveなスコアでは全くない。
<取り組み状況>
年初から腰を据えて取り組んできた。特に5月の岡山でのうわついた投稿へのブログ読者の方からの鋭いコメントに反省してからは、毎日5時半~6時に起床し1.5~2時間勉強、18時までには仕事を終え帰宅し2時間勉強、22時半就寝という規則正しい生活を励行し、テスト地獄に正面から向き合ってきた。勿論前進はあったが、以下の状況。
<TOEFL成績>
受験回数:再始動後8回(8回目の結果未受領。9回目を7/12に予約済み)
最高点:100(R27 L27 S22 W24)
傾向:Wは不調続きであったが、Wをコンスタントに27~30点たたき出していたアフィアンス時代の友人から手ほどきを受けたので、8回目はその効果に期待したい
<IELTS成績>
受験回数:5回(5回目の結果未受領)
最高点:7.0(回によって各セクションの点数にばらつき)
傾向:最初はWとSが好調、最近はLとRが好調。ただこれらがかみ合わず7.5をあと一歩のところで逃し続けている。セクション間の好スコアが普通に重なりさえすれば7.5は目前
<結論>
TOEFLはスコア頭打ち。一方、IELTSはもうひと押しで7.5。
◆GMAT
<評価:×>
3年前の受験では、400点台を2回たたき出している。履歴が残ってしまっている点でも痛いが、それ以上に700点+までの道のりが全く見通し立っていない。ただし、濱口塾に御世話になることには決め、勉強する環境は整備完了。
<取り組み状況>
相当厳しい割に勉強に全く着手できていない状況。2013年はアフィアンスに2か月通い、その後シコシコ勉強したが、Prepでは560点に留まる状況。中堅私大文系出身というぬるい学生時代を過ごしてしまったこともあり、Mathが相当ネック。
<成績>
受験回数:2回
スコア:400点台(ひどすぎる)
<結論>
スコアメイク完了の目途が全く立っておらず、一刻も早い着手が必要
◆Essay
<評価:◎>
最近エッセーカウンセラーをAdamとEdに依頼することに決め、その過程でJohnとも話す機会があったが、3人共通して、筆者のWork experience、Corporate brand(+社費派遣)、Social activityなどのプロフィールは、総合的に勘案すると他のアプリカントを凌駕しているとのこと。書くのに時間はかかれど、ネタは豊富にあり、不安はほぼなし。
<取り組み状況>
カウンセラーを決め、入金しただけ。補助的な準備としては、明日以降複数回合計5時間内外で日本人のキャリアカウンセラーに諸々相談する時間を設けているくらい。
<結論>
カウンセラーは押さえたし、書くネタに困ることもなく、GMATスコアメイク完了まで放置
◆推薦状
<評価:○>
社費派遣であることもあり、上司からの協力は得やすい。社外で頼める人はいなくもないが、残念ながら異動が多く、社内仕事が多いため外部の方とがっつりつながる機会が少ないため、依頼できる人は多くない。
<取り組み状況>
3年ほど前にEdの推薦状セミナーに出た程度。
<結論>
どの上司に依頼するか時々考える程度にとどめ、GMATスコアメイク完了まで放置
◆GPA
<評価:○>
大学は一般入試の成績が良かったため、4年間全額学費免除の特待生となり、毎年の奨学金継続審査(GPA3.5下回ったら打ち切り)のために勉強を頑張ったことから、3.61であり、まともに戦えるスコアではある。
<結論>
今更変わるわけでもないし、まともに戦える点数なので、放置
◆インタビュー
<評価:○>
純日本製の立場としては、留学経験者や帰国子女と比べるとおおよそ話にならないレベルではあるが、発音矯正の学校に通ったり、シャドウイングやSkypeレッスンなどのトレーニングを長らく積み重ねた結果、会話力そのものに関しては、エッセイカウンセラーやアドミッションオフィスの方々と話す際にもらうフィードバックでは、「純ドメにしては全く問題なし」と言われるレベル。
<取り組み状況>
最近はスコアメイクに直結するトレーニング(TOEFLのSpeaking問題を解くなど)しかしていないためご無沙汰。仕事では海外案件に携わっているため、英語ネイティブの同僚含めて英語でコミュニケーションする機会があるが、週に1度電話するかしないかレベルであり、トレーニングにはカウントできない。GMAT目標スコア達成後にSkypeレッスンの頻度やカウンセラーとのコミュニケーションの中で会話力を上げていきたい。
<結論>
Disadvantageではないが、放置しすぎるとすぐに能力が減退するため、怠らず、維持を心がける。外国人の同僚とのコミュニケーションは極力電話にして、自然と英語を話す機会を作ることにして、それ以上のリソースをGMATスコアメイク完了まで投下しない。
◆キャンパスビジット・学校情報収集
<評価:○>
4~5年前になってしまうが、一通りの志望校へのキャンパスを実施し、またもうかれこれ受験生活も5年目になるため、卒業生とのコネクションや、学校に関する情報収集は大分進んだ。
<取り組み状況>
社費派遣の強みなのだろうが、アドミのリージョンヘッドクラスが会社に来たりするため(HBSは来社済み、Stanfordは8月に来社。その他のトップスクールも来社予定とのこと)、情報収集は勿論のこと、個別にレジュメを手渡ししたり、アピールするチャンスはあり。
<結論>
追加情報の取得は必要あるし、キャンパスビジットをできればもちろんベストだが、GMATという大敵を倒さずしてキャンパスビジットを行うかは要検討。ただし、勿論想定以上にGMATスコアメイクが早く完了すれば、間違いなく実施するし、前回のEntryで投稿してくれた方が紹介してくれた事例のように、「突撃」による成功例もあるため、チャンスを狙いたい。
ところで、丁度2014年が終わる節目の今日、たまたま社内で講演会があり、ブラジルサッカーW杯に出場した主力選手や、大リーグで日本人プレイヤーと言えば誰でも知っている選手などのメンタルトレーナーを務める方が招かれた。
パッショナブルな話かと思いきや、言葉やイメージがパフォーマンスや体の力の入り方にどう影響があるのかを、実際に参加者に試してもらいながら実証し、かつそれを理論でサポートするという内容で、まさに目から鱗だった。ほんの一部を以下に紹介して、半年の総括としたい。
・「自分はできる」と言葉で10回繰り返し、かつ過去の成功した瞬間をイメージしながら、親指と人差し指で力強く輪をつくり、他の人にその輪を崩してもらおうとすると、相当力を入れても崩れないが、全く逆のネガティブな言葉とイメージをしながら同じことをすると、あっさり崩れる。言葉とイメージは、フィジカルにもメンタルにもすぐ現れる。だから、嘘でもいいから、言葉とイメージはポジティブな状態で勝負に臨め(実験が疑わしいと思った人、実際にやっていただきたい)
・人間の「重心」は腹、足の裏にあると最も高いパフォーマンスが実現できる。(これは本当に面白いが)下を向いて足の裏に意識を集中して直立している人を、後ろから抱きかかえて持ち上げようとすると、全く持ち上がらないが、上を向いて重心が上に行ってしまっている人を同じく抱きかかえると、あっという間に持ち上げられる。緊張して「あがる」とか、「浮足立つ」「地に足のついていない」などの表現は、全てここからきている。一方、「腹をくくる」「腰を据える」などの表現にあるように、真正面から勝負をしかけるときは、これが効く。勝負の時には、足と腹に意識を集中させること。
・人間は、「自然体」で「目的に向かって一直線になっている」ときに最大のパフォーマンスを発揮する。「頑張る」状態は、体を硬直させ、悪い結果へと誘導する。(これまた面白い実験だが)、鉄アレイを持ち上げるようにして、他人にその腕が上に上がるのを押さえつけてもらう。この時、「よーし、絶対上まで持ち上げきるぞ」と、握りこぶし一杯に力を入れて上に手を動かそうとすると、相当つっかえる。しかし、目の前に果物や手すりなどがぶら下っているイメージを描き、それを普通に取ろうと、手のひらを楽にして持ち上げると、あら不思議、ものすごい力で手を上げることができる。つまり、結果を出すことにプレッシャーを勝手に感じ、目的の達成以外の要因に気を取られ、目的に直進できない時、パフォーマンスは悪化するとのこと。
例えば、上記を英語の試験(TOEFLでもGMATでもよい)に当てはめて言えば、まずは家を出る時に、言葉とイメージで勝利の信号を体中に送る。会場に着いたら、腹と足を叩いて重心を下に持っていくこと。テストルームでは「よーぅし、今日こそいい結果出すぞ、3・2・1・GO!!」みたいな感じでやっていると、絶対いい点数は出ない。まるで部屋でトイレから戻ってきて、何気なく椅子に座り、模試を再開するかのごとく自然に、英語を読みこなしていくこと。こういう取り組み方がいい結果をもたらすということなのだろう。
ただ、やはり重要なのが、日々の積み重ね。練習でコンスタントにいい結果が出ないのに、それをはるかに上回るパフォーマンスはまず出ない。ベースにはやはり、たゆまぬ訓練が必要とのことだった。
そして、徹底的な分析。特に成功している時の要因分析が大事とのことだった。よく、失敗の原因究明は大事だとは言われているが、それもさることながら、成功している時の要素をきちんと分解し、何がどうなったから成果が出たのかを日頃からケアすることで、次の成功を組み立てていけるということであった。
思い返すと、最近のテスト、特にTOEFLでは、心のどこかでいつも「今日もきっとダメなんじゃないか」「ほら、またつっかえた」「うわっ、今日は自分のリスニング中に近くでスピーキングが始まっちゃったよ、集中できん」「なんか今日は妙に耳栓の調子が悪いな」など、邪念が頭をよぎり、試験中「だから今日もきっとダメそうだ」と及び腰になっていたことが多々あった気がする。
実際に、「スランプや負け癖根性からどうすれば脱却できるか?」と自身で手を上げて質問したところ、対処法の一つは、上記にもあるような、成功の分析をしっかりして(失敗の中にもうまくいっていた部分は必ずあったはず)次回には成功要素に基づいた戦いをすること、もう一つは負の遺産は一切捨てて、ゼロベースで、「頑張らず」「自然体」で戦い方を構築し実践することをアドバイスとして頂戴した。
今後GMATという強敵を前に、TOEFLで連戦をつづけたようなマインドセット(ましてやGMATには過去400点台をたたき出したトラウマもある)を垂れ流していては、間違いなく危ういが、今日の講演に出会えたことで、少なくともマインドセットの部分で、なぜ自分が連戦連敗を積み重ねて来たのか、わかった気がする。
バカ一直線ではあるが、言葉とイメージで勝利の癖を身に着け、重心を下に降ろし、自然体で目的に直進する姿勢で、今後のバッターボックスに立ちたいと思う。

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