今後の出願戦略。
もう一カ月も前のEntryになってしまうが、突然決まった人事異動により、任期を全うする前提だと来年(13年夏)からの留学が難しくなるという見通しが立ったことを綴った。
それ以降は、
①この重責かつ総合商社の経営の中枢に携われるポジションを途中リタイア(任期は13年9月末まで)して来年夏(13年7~8月)に飛び出してしまうか、
②任期を全うしてからの留学(即ち14年夏)にターゲットを変えるか
という葛藤、さらに②については
A:Defferを前提に今年(12年秋~13年春)のRoundで出願するか
B:来年(13年秋~14年春)のRoundで出願するか
という選択肢のどれをとるかという2重の葛藤に、どうしたものかと頭を抱えていた。
1ヶ月ほどぼんやり考えながら隙間の時間でGMATを勉強していたが、どうしても勉強に身が入らず、だらだらと時間を過ごしてしまっていた。先日のGood Luck Party2012に参加した時も、他のアプリカントと話しながら、自分の方針がぐらぐらしていることにも気付いた。
どうにか道を決めないといけないと思いつつ、一人で抱えていたが、不意に今日、同じ部署で某米国東海岸のTop Schoolを卒業した先輩(前から正直ベースで会社の進退も含めて打ち明けていた)に相談する機会があり、率直にぶつけてみた。
まずは上記のシナリオ①か②のどちらを選ぶか。
会社的には言わずもがな①はまず許されない。そもそも任期が短く、若手はほんの数人しかいない中で、組織的には抜けられては困るし、筆者としても相当引け目を感じる。会社とネゴって「BSに行きたいんです!任期を繰り上げ終了させてください!」なんていうわがままも通じる可能性はまずない。つまり、会社を辞めでもしない限り、①の選択肢は実行できない。
とはいえ、裏を返せば、辞めると決めてしまえば、あまり会社の都合など考えなくてもいいというのもまた事実。
では、MBAを絶対優先して辞めてしまえばいいではないかと思った。が、そこはやや侍魂が許さないというか、やはりこれだけ重責を任ぜられて、ミッションを背負うとわかって引き受けた(まぁ拒否権は実際なかったが、引き受けるとは言った)ので、途中で投げ出すことは自分のディシプリンとしても許しがたい部分があり、最後までその職務は全うしたいと思った。「立つ鳥跡を濁さず」といったところだ。
当然留学が2年半先になることで、年齢的には30歳になるタイミングだし、合格率は多少なりとも下がるし、私費の場合転職リスクが上がるし、モチベーション管理は大変だし、デメリットが目がつく。
だが両者を天秤につるしてみてもなお、潔くやりきることに意義と仁義を感じた。ということで①は消すべきだと思った。こんな話を先輩にしたところ、それは立派なことだと推してくれた。
②のなかのAとBのケースどちらを考えるべきか。ここは先輩もふむふむと聞いていた。というのは、以下の観点から、AとBで戦い方がまるで変わるからだ。
・私費or社費
・Essayの内容の濃さ
・Recommendationの頼み方
・Re-applyの影響
ケース毎に書くと以下のようになる。
<Aのケース>
出願時期は12年10月~13年1月頃。一方社内選考は毎年12月から始まり、2月に結果が出るため、出願時点ではApplication formにSponsoredと書けないため、出願上自動的に私費前提となる。
また、何より悩ましいのは、仮にSchoolから合格通知をもらい、Defferを認めてもらったうえで、社費選考に落ちた場合だ。
Recommendationを書いてもらう上司にはきっと、「お願いですから、書いてください!もちろん、社費で受けるからには、辞める気なんてありません!でも、受験のチャンスを増やしたいので、便宜上私費の前提でサポートしてください!ほんとです、やめませんから!」などと、会社に誠意を尽くすような説明をするだろう。当然上司としては、「もし仮にSchoolだけ通って社費に落ちた場合、そこまで会社のため云々というなら、Schoolを諦める覚悟はあるよな?」と念を押したくなるだろう。そして自分も、その念押しにYESというだろう。
でも、実際にそのケースになった場合、MBAへの切符を手にしたのに、諦めることができるだろうか。正直、答えはNOだ。会社を辞めるという覚悟をしてでも、やはり初志を貫徹するという選択肢を選ぶと思う。その場合、上司を裏切る形になるが、それは腹積もりしておくしかない。
Essayの濃さという観点では、現在いる金融の部署では10カ月の経験でやや中途半端感があるし、出願時点では8月から異動する新部署での経験が3~6カ月程度と、いいEssayが書けるような仕事上の結果を出せているか不明だ。その中での出願。懸念は払しょくしきれない。
ただここは先輩のアドバイスだと、あまり心配する必要はないとのことだった。それは、あくまでEssayは骨太なビジョンやPost MBAのキャリアを語るべきで、直近の細かな業務上の成果が評価される場面はそんなにないとの理由にもとづくものだった。
むしろその先輩に言わせれば、Re-applyも多少はネガティブに働くSchoolはあろうが、シンプルに考えれば、受験回数が多ければ多いほど合格率は上がるし、損はあまりないとのことだった。
そう考えると、Aを選ばない理由はさほどないと思えた。
<Bのケース>
Aのケースの裏返しなのであまり書く必要がないくらいだが、敢えて書いておこう。
出願時点(13年10月~14年1月)では社費があるかないかは結論が出ているし、Essayの内容的にも新部署の任期を完遂してから書くことになるので充実した内容になるだろう。
Recommendationについては、社費が通っていれば会社に残る前提で上司から気兼ねなく書いてもらえるし、社費に落ちてしまったら、覚悟を決めて、会社を辞める前提で上司に書いてもらえばいい。裏切りみたいな後味の悪さも残らない。
きれいな状態での出願になるように見える。
ただ、Criticalなポイントしては、出願時点で29歳かつWork experience満6年というのは、Candidateの年齢的なMid rangeからすれば外れているし、合格率もぐっと下がる年齢でもあるということを忘れてはならない。
更に、ここで気合いを入れたにも関わらずTop School全てに落ちてしまった場合、翌年(15年夏からの留学)には更に厳しい戦いが待っている。このリスクに耐えられるか。
<AB両方を踏まえて>
その先輩との会話の結果、Aで行ってみようとの結論に至った。判断材料としては、
①直近の仕事では多少の未完成感が残ったとしてもデカいビジョンさえ語れれば大丈夫であろう
②1歳でも若いうちに受験し(Schoolには出願時点でDefferするなど言うつもりは全くない)、早めに留学への切符を手にするべき
③ケースB一発に賭けて出願に失敗したら、後がつらい。一発勝負の前に、ケースAのように保険としてでもいいので受験して受かったらラッキーという感覚でやればよい
という点があったからだ。
ずっともやもやしていたが、その先輩との会話で、突破口が見えた気がした。
会話の最後は百も承知のシンプルなことだが、
「受かるスコアを揃えておくのがまずベース」
つまり、GMATをさっさと終わらせるべき。これに尽きた。
迷いがあったせいか、どうもGMATの勉強に身が入らずにいた。
GMATかぁ、本当に大変で、手ごわい奴だ。特にMath。毎日コツコツ勉強しているつもりだが、なかなかスピーディに解けん。SCは自信を持って答えたつもりがどこで見誤ったか、間違ってしまうこと多数。CRはAffinity野口先生に伝授してもらったStrategy(勉強に身が入らなかったとは言え、ゴールデンウィークはGMAT勉強漬けだった)を使ったところ前よりは正答率が上がった気がするが、スピードが出ん。とにかく、やっかいなやつだ、GMATというものは。
またもやしみったれ発言の連続で情けないが、本音をさらすとこんなところ。しかし、そんなんではだめだ。今年出願するなら、なおさらGMATは早々にやっつけてしまわねばならない。
明日もちゃんと朝起きて、Mathの問題を解いてから会社へ行こう。電車の中ではSCの一発切り表現を覚えよう。早く仕事を上がれた日には、寄り道せずに帰宅してCRで頭を使おう。週末は遊びにいきたい気持をこらえて「GMAT・GMAT・GMAT」とぶつぶつ言いながら、机に座ろう。それでいいんだ。一歩ずつだ。近道などない。そして時にはこのブログで愚痴ることもあろうが、愚痴ってすっきりしたら、弱い自分に負けないで、あとはやればいい。
と、気休めかもしれないがこう自分に言い聞かせて、明日からまた気を引き締めてテンション上げて勉強に励むことにしよう。
最後に、いつかのEntryで見たことのある写真のアップグレード版を共有したいと思う。(左下、ちょっと追加事項 笑)
頑張れ、俺!!
PS.ぜひ読者の皆さんも、くじけそうなときにはデスクの前にこんな張り紙をはることをおすすめします(笑)

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