2015年夏(Class of 2017)からの米国MBA留学を目指す、某仕事人の軌跡

2011年6月26日日曜日

GMAT本格開始


「彼を知り己を知れば百戦危うからず」

孫氏の有名な格言である。兎にも角にも、GMATというやたら奇天烈怪奇な敵を目の前に、

・敵を知ること
・とかくその敵と戦った先人たちの攻略法を分析すること
・それと比較し今自分はどのレベルにあるのか知ること

を手始めに行ってみた。

せっかくいろいろ調べたので、記憶のピン止めにと、ブログに整理しておくことにする。

・侮らない
GMATはネイティブも含む受験者に対し、大学卒業レベルの問題を課す試験であることをまず忘れてはならない。ノンネイティブというハンデを負った外国人である自分が彼らと同じ土俵で戦うということは、並大抵の努力では足りない。さくっと終わった先人もいるが、血反吐を吐きそうになりながら攻略した先人が数多くいるという事実を踏まえ、純ジャパの自分としては、相当な苦難が待っているだろうと、今のうちに自覚すべき。


・しっかりとした英語力の土台をつくる
「TOEFLのReadingでコンスタントに28くらい出るレベルで、ようやくGMATのスタートラインに立てる」と多くのサイトで見かけた。素早く理解し問題を解かねばならず、速読力と単語力の日常的な強化は必須とのこと。速読力を鍛えるには、とにかく量。量に尽きる。こう多くの先人が言っていた。以下のリンクなどを毎日少量ずつでも構わないので辞書なしで、かつ理解度も下げずに読み続けることが速読力養成の近道で、単語力養成には、TOEFLと同じく、通勤電車が適当とのこと。

速読力

単語力
英単語3800のレベル4(全暗記が望ましい)


・いきなりOfficial Guidebook(OG)に着手しない
どの先人のアドバイスを見ても、「OGは必須!」とあり、これは間違いない。ただし、順番が大事らしい。それぞれの教材や予備校の教えに従いながら、問題演習としてOGに着手した方が効率がよいとのこと。また、OGでの演習は紙ベースだが、実際はコンピューターでの受験となることから、GMAT KINGを活用するとよい。(ただしGMAT KINGは解説がない点が難、との声はある)

Quantitative
数学力そのものに問題あるひとはチャート式から
通常レベルの人はマスアカから始めるべき
マスアカが終わってからOGに着手すべし

Verbal
文法にあまり自信がない人は、端からSCで苦労することが目に見えているので、YES吉井先生のもとに行った方がいい。ちなみに筆者は、吉井先生の授業を16回分(4回の授業を1単位とし、2単位セット購入で一定の割引が得られるので、4単位×4回=16回)購入することに決めた。約14万円。(SCのみなのに、けっこう¥するんだな・・・)
独学でVerbalの全範囲を日本語で理解したいならGVERBもおすすめとのこと。15000円、購入済み。RC、CRはまずGVERBをベースに勉強してみよう。


・十分に準備してから受験する
GMATは年間5回、月1回の制限がある。やたらに受けるのはナンセンス。以下のツールを駆使してテストの感覚をつかみ、ある程度自信が持てるようになってから本番にトライすべきとのこと。

Manhattan模試:Manhattanの本をどれか一冊買うと、その本にシリアルナンバーが付いており、それを使うと、本番さながらの模試が6回分無料で受けられるという、相当お得なシステム。中古の場合、既に前の持ち主がシリアルナンバーを消費している可能性があり、おすすめしないとアプリカント仲間から聞いた。ちなみに筆者はSCを買った。


・スコアはいくらか運に左右される
多くの先人が、手応えと相関しないスコアを取っているようだ。これは必ずしもロジカルな説明がなかったので、そういうものだと思って取り組んだ方がよさそうだ。ただ先人が口をそろえて言うのは、「準備、本番とも諦めず粘り強くやり抜くべし」とあることから、結果に一喜一憂せず、平常心で臨もうと思う。


・GMATは短期勝負!
人によって勉強の進め方の違いはあるが、多くの先人が短期集中型を勧めていた。まぁこれは出願までの切羽詰まったタイムスケジュールの中では、そうせざるをえなかったことの裏返しかもしれないが、現に自分も切羽詰まっているので、短期で頑張ろうと、武者ぶるいのする思いだ。


ということで、こうして情報収集してみて思ったのは、ネットって便利だ・・・じゃなくて、OGを買った勢いで無計画かつ無知に着手しなくてよかったということ。

現実的には、仕事は勿論のこと、宴席など不可避の脳ミソ活動阻害要因なども勘案しながら、1日あたりどれくらい時間が確保できそうか、その時間をそれぞれのセクションにどう割り振るか、ある程度計算も予め必要と思う。

簡単な想定を置いてみた。

■平日

【フル集中で勉強できる時間】
朝:起床から出社まで1時間
夜:帰宅から就寝まで2時間
※ただし夜は週に1~3回は残業や宴席等で勉強できない想定

【片手間で勉強できる時間】
朝:通勤電車30分
夜:通勤電車30分

■休日

何もなければ1日あたり6~8時間
諸事情による予定があれば1日あたり3~5時間


これらをざっくり計算すると、週当たり20~26時間程度の勉強時間がねん出できることになる。

20時間の配分案をつくってみた。

SC:10時間。週2回をYESに充てる前提だと、4時間(授業3時間+予習復習1時間)×2回=8時間。加えて問題演習など自習2時間。
RC:2時間。手始め段階ではGVERBを中心に勉強。
CR:2時間。手始め段階ではGVERBを中心に勉強。
Math:6時間。マスアカ中心。わからなければチャート式参照。

ただ、このほかに時間を割かなければならないバッティング要素がある。

・TOEFLの最後の詰め(6月19日受験分が手応え有ったので、これで100点超えしてくれればめでたく終了。頼む!これで最後にさせてくれ!)
・フルブライト奨学金(これも6月中に結果が出る)2次書類審査@7月末提出
・エッセイ(特にアゴス奨学金に合格すると、当然嬉しいことではあるが時間的コミットは当然発生する)

これらを加味すると、相当無駄なく勉強しなくてはならないことが容易に想定つく。

MBA受験はタイムマネージメント力が問われるプロジェクトだと今一度認識し、十分に注意しながら、勉強に着手するとしよう。



<参考URL>
こうすれば受かる!MBA2010 (このシリーズは、バックナンバーで2001年まで辿れるので、様々な英語力の人が如何にしGMAT攻略に臨んだのかよくわかり、大変参考になる)

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2011年6月25日土曜日

日本の若者は何を考えているのか?

6月19日(日)にはるばる2時間以上かけて神奈川工科大学にTOEFLを受けに行った際、帰りのバスで感心したことがあったので、思わずブログにアップしてしまうことにした。

車中、初対面ながらも何かのきっかけで親しそうに話す男子と女子学生。

満員バスで身動きがとれず、彼らの会話が直に入ってきた。

男子学生は18歳。高校卒業し、秋からアメリカの大学にいくとのことだった。
彼があれやこれやと話しているのを良くよく聞いてみたら、思わず「うーーーん!!」とうなるほどしっかりした会話であった。





彼の父親は苦学生だったが、血のにじむような努力をし、通信制の高校を卒業、(どのタイミングか不明だが)アメリカの州立大学へ留学、帰国後は国際ビジネスを興し、今では成功している。

本人は某有名私大の内部生。努力せず、のらりくらりと中学生時代を過ごし、エスカレーターで高校へ進学。努力で這いあがった親と違う人と思って生きてきた。

そんな人生に転機が訪れたのは高校生時代。彼の父親のすすめにより、彼はスウェーデン、アメリカに留学。

アメリカでは、授業の最後に毎回大量の宿題が出された。他の者は部活は普通にこなし、自宅で平然と宿題をこなし、授業へやってきた。

それに急き立てられ、初めて本気で勉強した。毎日部活して、家に帰り、宿題終えると深夜2時、という生活が続いた。

また、部活では努力が目に見える結果となっていくのが面白くて、とにかく打ち込んだ。はじめて「努力」の意味を知ったのはこのとき。

帰国して感じたこと、それは「国際化されればされるほど、日本のよさ、自分は日本人であることを痛感する」ということ。

自分はスウェーデンとアメリカに留学し、国際化された。父親は国際ビジネスで成功したし、自分にも同じ将来を歩んでほしいと思っているが、自分は幸運にも若くして外を見れたし、これから4年間アメリカの大学で過ごすので、そこで学んだことを活かし、日本を軸にビジネスを展開してもいいのではないかと思っている。




と、こんな話であった。

素晴らしい!!

思わず口にしそうになった。18歳でここまで語るとは!

日本の若者はまだまだ捨てたものじゃないと思った。努力と結果が結び付く環境にさらされることで、人は成長する。親が成功して、子供を裕福な私立に入れて、一安心していたら、思わぬ方向にわが子が進んでしまい、頭を抱える人は意外と多いのではないか。彼の様に、父親が意識的に息子を敢えて競争環境に放り投げ、勝つ喜び、努力の意味を体に叩き込んだのではないかと、想像しながら彼の話を聞いていた。

日本人としての基礎を叩き込んだ上で、若いうち(中高生くらい)に国際経験させると、日本人としてのアイデンティティを維持しつつ、競争にオープンな逞しい青年が育つのだ。

こうした若者が増えることが、日本を強くしていくのだろうと思った。どこにでも勉強になるネタは転がっているものだと、しみじみ感じたので、このブログにもアップした次第。

2011年6月23日木曜日

アゴスジャパン奨学金 面接試験終了

昨日はアゴスジャパンでのトップ校合格コース奨学金の面接試験があった。

外国人女性の方が面接官で、英語での面接。

ここ数日部屋で壁に向かって、キャリアゴール、自分の仕事、弱み強みなど英語で説明する練習をしてきた甲斐があったのだろうか(近隣の部屋の住民からは怪しまれたんだろうな・・・)、思った以上にすらすら説明できた。

後で思い返してみると、一部の質問に対して、質問の理解はしていながらも前段の話に脱線してしまい、ぼやけた回答をしてしまったものもあったが、全体では言葉につまったり回答がillogicalになることはなかったと思う。むしろ脱線云々は、言語以前に、話し方の問題である。

もちろんこの面接に100点をつけることは到底できないが、今後のインタビューに慣れていくステップとして、非常にいい経験となった。

今月中には結果が出るとのこと。

ああ、吉報が待ち遠しい!!
さて、その前にTOEFLをちゃんと100点取れるよう、頑張りますか。

2011年6月21日火曜日

TOEFL 8回目、9回目、10回目 受験結果

最近更新をサボっていたので、3回分まとめてのアップである。

【8回目】

日時:5月14日(土)
スコア:Total 87 (R 24 L 21 S 20 W 22)
場所:東中野テクニカルカレッジ
感想:地下の鬱蒼とした部屋での受験。隣の人が近すぎて、ちょっとやりづらかったという印象しか残っていない。


【9回目】

日時:5月29日(日)
スコア:Total 97 (最高点) (R 24 L 24 S 24 W 25)
場所:神奈川工科大学
感想:因縁の会場、神奈川工科大学。そう、記念すべき「0回目」の受験(パスポート忘れにより受験できなかった)の場所であり、何かが起こりそうな予感がしていた。テスト環境自体は、隣の人と席が近く、またキーボードが引き出し式で、画面から距離が遠くなってしまうなど、とても良い環境とは言えなかったものの、割とどのセクションも快調、特にWritingのIntegrate taskでは確かな手ごたえがあり、最高点。この会場のみを取り上げれば、0点⇒97点への大躍進だ(笑)


【10回目】

日時:6月5日(日)
スコア:Total 79 (R 18 L 17 S 23 W 21)
場所:日研キャリアアップセンター新宿
感想:テスト前日の夜まで東北の被災地へボランティア活動に出向いていたこともあり、当日はなんとReadingとListeningのテスト中に寝てしまうという、あるまじき行為に及んだ結果、このようなスコアを頂いたわけであるが、まぁこんな日も大目に見るとしよう(でも、よく考えるとそのために1万7千円はちょっとやりすぎか・・・日程変更しておけばよかった)

という結果だった。

伸び悩んでいたスコアに突然ブレークスルーが起こる、とはよく聞く話だが、自分にとっては、5月29日がそれに当たるのだろう。97点のスコアが出た時はさすがに興奮してスコアを本ブログ上でアップした通りだ。

そして次には先日受験した6月19日(日)分のスコアが明らかになるが、これは今までで一番手応えがあったと思う。とか言ってしょーもないスコアだったら痛いが。。。苦笑

この勢いで今週末にも受け、何とか100点超えを果たし、一旦TOEFLを手じまいしたいところ。

そうして、次にGMAT、奨学金、出願に向け時間をシフトしていきたい。




とあるホルダーの方に「最近もまだTOEFL結果が出ず大変っす・・・」とぼやいたところ、

「最後は気合いです」

と一言お言葉を頂いた。また他のホルダーの方からも

「100点手前はつらいけど、粘り強く頑張って!!」

と激励のメールを頂いた。やはり最後は気力で粘り強く受け続け、ゴリ押しするしかないのだろう。
ここ1週間が正念場と思って、気合い入れていくとしよう!!




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2011年6月19日日曜日

1万PV突破!!

気づけばこのブログを始めてから1年3カ月程経つが、1万PVを突破した。

1万人にご覧頂いている訳ではないだろうが、3分の1から3分の2くらいの人がこのブログに遊びに来てくれたのだろうと予想している。(PVカウントなので、一人が複数ページ見たら、その分カウントされるため)

今日11回目のTOEFLを受けてきたが、今までで一番手応えがあったように思う。

GMATも開始したし、エッセイカウンセラーの方とも会った。奨学金もアプライしてみた。

まだ結果が出たわけではないが、定点観測してみると、着々と、一歩ずつ進んでいることが自分でもわかる。

最後の最後まで何が起こるか分からないが、これからも記録を続け、いつかこれが本当に、ブログタイトルとして銘打っているように、MBA留学実現までの軌跡となればと幸いだ。

読者の皆様、ご愛読ありがとうございます!!今後とも何卒よろしくお願いします!!

2011年6月17日金曜日

アゴスジャパン奨学金 書類選考通過!

昨晩、アゴスジャパンから連絡があり、トップスクール合格コース奨学金の書類選考に合格したとの通知があった!!

次が本番、面接は英語とのこと。

一昨日、有名なエッセイカウンセラーの一人江戸義塾のEd氏と会い、英語でのキャリアゴール説明がいかにつたないか思い知らされたので、面接は心して取り組まねばならないと思っている。

壁に向かって想定QAを行うなど、できる練習は一通りやっておこう。

2011年6月14日火曜日

アゴスジャパン奨学金提出

6月12日に締め切りだったアゴスジャパン『海外トップ大学MBA/4 年制大学出願対策コース』奨学金に出願した。

ALL日本語でOKとのことだったので、いい練習になった。
キャリアゴールをきちんと整理して書く初めての機会は、割と面白かった。

これに合格すると、エッセーカウンセリングやインタビュー等すべてカバーしてくれるので、いわゆる大金を払って起用しなければならないエッセーコンサルタントが不要となる。

今週中に書類審査が行われ、通過すると面接、月末には結果が出るとのこと。

あとは吉報を待つばかり。

2011年6月13日月曜日

GMAT開始

先日、先輩に紹介頂いたエッセイカウンセラーであるJeff Roah氏と面談した。

彼曰く、筆者のキャリアビジョンはざっと聞く限りそれらしいエッセーに仕上げられそうであるが、まずスコアメイクに大きな問題ありと。

要はTOEFL97点ではトップ校合格水準に足りず、GMATもこれから開始するとなるとかなり大変とのことだった。

すぐにでも開始すべき、とのアドバイスを頂いたので、善は急げということで、早速Official Guideを購入するとともに、GMATといえば、という代名詞がつくほど有名なYES吉井先生にコンタクトを図った。

Affinityの野口先生も有名であるが、開催コースが土日かつ少々先なので、どうするか要検討。

無料で勉強できるツールとしてはGMAT club.comもあることをどなたかから聞いた気がしたので、それも改めて見てみた。

TOEFLよりは格段に難しいことが明らかなので、TOEFLが仕上がっていないうちにGMATへ移行するのが若干心もとなくもあるが、まぁよしとして、先に進むとしよう。

いよいよ、出願まで時間がなくなってきた。。。

2011年6月8日水曜日

きた!!TOEFL最高得点!!

うおーーーーーーーーー!!!!!

5月29日に受けたTOEFLで最高得点がでた!!!!!

97点!!

R24
L24
S24
W25

ここ最近スコアが低迷していて凹んでいただけに、これは朗報!!

フルブライトのスコアでは89点で出していたし、これから申し込もうとしているアゴスの奨学金は「90点以上(95点以上が望ましい)」という条件があったので、ひやひやしていたが、これで一歩飛び抜けた感がある。

これからやることは、

・TOEFLを100点越えるまで毎回受け続ける
・フルブライトのスコアを修正する
・アゴスの奨学金にアプライする

というところだろうか。

本当に興奮した。よし、これからも詰めを頑張ろう!!!





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2011年6月4日土曜日

フルブライト奨学生へのインタビュー(3/3)

シリーズで書き連ねたインタビュー、結構な分量だった。アプリカントの皆さんには、参考になったなら幸い。

シリーズ最終回は、フルブライトから派生して様々なトピックについて聞いたことを、ランダムにリストしたもの。

来年出願される方は特に、この辺の情報を押さえて来年に臨むことをお勧めする。(自分も来年に出願が遅れないように、今年結果を出すべくがんばろうっと・・・)





・エッセイのポイントは?

日本人のエッセイの傾向として、「ありきたり」と「極端なケースに走る」というのがある。つまり、当たり障りないエッセイで「卒業後はGSかマッキンゼーにいきたい」と既定路線内の未来を語る、またはポストMBAはあたかもスーパーマンになって「クリーンテックのbillion級のファンドを立ち上げる」など実現が疑われる未来を語る、などのエッセイが見られるという傾向である。

味気ないエッセイはひねりを加えるべきだし、ひねりのないエッセイしか書けないのならそもそも目的感が曖昧で、留学自体について考えが浅いため時期尚早である。バラ色の未来を語ってしまう人は地に足のついたプランを考え直してほしい。結局、何をやりたいかを、現実感のある範囲内で大きく語るのが大事。


・他の奨学金へは出願したか。どの奨学金を志願した方がいいか。


フルブライトとロータリーを出願し、両方とも合格した。他に日本の奨学金関連団体では記念財団や伊藤財団等もあるが、フルブライトやロータリーの様なグローバルかつ歴史ある奨学金制度の方が当然制度自体が整っているし、在校中や卒業後のネットワーク形成の観点から魅力度が高い。

お金に困っているなら形振り構わず出願してもよいが、(筆者がTOEFLのスコアが芳しくない状況を踏まえて)まずスコアメイクしないと話にならないので、それが疎かにならないためにも、絞ってもいいと思う。絞るならフルブライトとロータリーを勧める。


・ロータリー出願のポイントは?


ロータリー財団が主催するイベントにまず参加するべき。ロータリー合格のコツは、いかにロータリー財団にコミットをしてきたか、今後もコミットするかを示すことにある。財団のことを調べ上げて、コミット感を演出してほしい。

また、ロータリーは都道府県ごとにブロック分けされており、それぞれのブロックは地元のタクシー会社の社長や地主など、日本のコテコテなおじさん達によって運営されているため、都心の一流企業に勤める若造が高飛車に「日本はダメだ!アメリカのTop MBAに行って、日本を変えてやるぜ!」みたいなトーンで行くと間違いなく拒絶される。腰低く日本的な価値観の延長で物事を話し他方がよい。


・自分はポストMBAの生業として、所謂事業再生(ターンアラウンド)にフォーカスしていきたいと考えている。具体的には、今いる総合商社で事業投資を深堀する、PEに移る、事業再生に特化したコンサル等に移るなど検討している。留学中も、事業再生(ターンアラウンド)は一つのキーワードになると思う。参考文献があるかという観点も含め、事業再生を研究計画のテーマとするにふさわしいか?

全然良いと思う。アメリカは事業再生についてはかなりの先進国家との認識。PE産業も既に洗練されている。また、日米比較という観点からは、絶好の話題。なぜなら、日本におけるPE産業は未発達で、課題が山積みだからだ。大きな案件は政府からもたらされる場合が多いが、日本では政府は大企業ががっちり固めている。

機関投資家が保守的すぎて新たな金融プレイヤーにリスクを張らない、ターンアラウンドマネージャーが育っていない(産業が未発達だから当然)、など考えられる理由はいくつもあるが、とにかく課題が多いからこそ、これを研究するためにその分野の先進国であるアメリカへ行きたい、研究の後帰国した暁には実ビジネスを通して産業発展に寄与したい、という説明にすれば十分リーズナブル。事業再生という言葉自体に社会的ミッションの色彩が含まれており、テクニカルに言えば「響きも良い」トピックだ。

また、今の会社を絡めるなら、日本の産業に全方位的に深く根ざしている商社のアドバンテージを生かして、長期間腰を据えて企業を成長させていきたい、という風にストーリーを展開してもよいだろう。また、日本だけではなく、今後海外への事業投資を強めていくなかで、今の延長線上のスキルでは不足しているため、海外Biz Schoolへ行って力をつけるという話し方もあると思う。


・学生ローンの金利はどの程度か?


8%程度。テクニカル論だが、円高のうちに日系金融機関から円借入をかき集めドル転させた方がよいかもしれない。クレジットカードをたくさん作るなど円借入の調達手段はいくらでもある。


・フルブライトの面接はどういう形式か?

先方10人対出願者1人。最初は圧倒されるが、フレンドリーに話してくれるので然程緊張しない。日米人半分ずつくらい。面接の時までには当然TOEFLハイスコアの取得は済ませておくべき。発音がいいと相手の印象が全く変わるので、意識してトレーニングしてほしい。


・どのBiz Schoolでもケーススタディはオリジナルか?

HBSがつくったケースが主流。ケース作成も簡単ではないので、どのBSも授業で扱うケーススタディの半分程度はHBSが作成したものを利用していると思う。





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2011年6月1日水曜日

フルブライト奨学金 1次審査提出完了!!

約2カ月の準備期間を経て、フルブライト奨学金の1次審査の書類を完成させ、5月31日の締切日当日に無事提出した。

思った以上に骨の折れるプロセスだったが、将来自分が何をやりたいか具体的に考える良い機会となった。

そのプロセスを記録しておく。

・3月末
フルブライト奨学生の先輩にSkype電話を依頼、Tipsをインタビューさせて頂く
研究内容の裏付けとなる読書量が重要であることを認識する

・4月上旬
研究計画の主題を思索、かねてよりキャリアゴールと決めていたターンアラウンド(事業再生)を主題とすることを決める
ターンアラウンドに関する洋書をいくつかAmazonで発注

・4月中旬~下旬
洋書到着、通勤電車内や待ち時間を使って読む
更に洋書を発注

・5月初旬
第1稿に着手。仮説ベースでざっと研究計画を書いた結果、日本のターンアラウンド市場について無知であることに気づく
Amazonのランキングで上位に来るたいていのターンアラウンド関連の本が図書館にあることを発見、コストセーブの観点からも、10冊程度一気に借りてゴールデンウィークを利用して読み漁る

・5月中旬
日本語ベースで研究計画を清書
文字数は日本語2:英語1であることをネット等で読み、研究計画の文字制限の倍の日本語字数で研究計画1STドラフトを完成
フルブライト奨学生の先輩に送付し、アドバイスをお願い⇒即レスを頂き添削開始

・5月下旬
引き続き添削
英文翻訳サービスの利用を検討するも、コストが高く(A41枚1.5万円~)、低コストのもの(A41枚8千円~)は自動翻訳ソフトを人間が手作業で直した、信頼性に欠けるものであるとの結論

・締め切り1週間前
自分で英訳したが、やはりそれも心もとないため、英文添削サービス(A41枚3千円~)を利用

・締め切り4日前
思った以上にしっかりした仕上がり


・締め切り2日前
ワードに質問を全て転記し、実際に回答してみる。以外と正しい記入方法と見比べるとチェックに時間がかかるものがあり、早めにやっておいてよかったと思う
完成したものをフルブライトの先輩に再度送付する⇒即日コメントあり

・締め切り前日
先輩のコメントに基づき、最後の修正⇒再度先輩に送付するも、さすがに見て頂く時間なし

・締め切り当日
朝6時に起き、予め記載していたワードの内容をオンライン出願書に転記
意外と文字数や体裁でエラーが発生、思った以上に記入にてこずる
「研究計画は250-350 word以内(約2200文字以内)で記入」とガイダンスがあったので、てっきり、文字の上限カウントはWord数ベースかと思っていたが、2200文字が絶対視されることが発覚、350Word、2350文字くらいだったので、大幅な削減の必要が発生!!(けっこうクリティカル)
その日の仕事が結構詰まっていて、朝しか対応時間がなく焦ったが、何とか強引に文章を短縮、提出を完了
TOEFLテストレポートのコピーを送付



と、こんな流れだった。先輩の助けなくして、この業は成し遂げられなかったと、改めてありがたみを感じた。自分より何倍も忙しいはずなのに、ここまで丁寧にサポートしてくれるとは、まさに神。このブログの存在を先輩は知らないが、ここで改めてお礼を申し上げたい。

「人事を尽くして天命を待つ」とはまさに今の状態だ。

2次審査に進めることを祈り、TOEFLのスコアをまずは伸ばし、戦いの土俵に立てるよう、引き続き頑張ろう!!




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