6月19日(日)にはるばる2時間以上かけて神奈川工科大学にTOEFLを受けに行った際、帰りのバスで感心したことがあったので、思わずブログにアップしてしまうことにした。
車中、初対面ながらも何かのきっかけで親しそうに話す男子と女子学生。
満員バスで身動きがとれず、彼らの会話が直に入ってきた。
男子学生は18歳。高校卒業し、秋からアメリカの大学にいくとのことだった。
彼があれやこれやと話しているのを良くよく聞いてみたら、思わず「うーーーん!!」とうなるほどしっかりした会話であった。
彼の父親は苦学生だったが、血のにじむような努力をし、通信制の高校を卒業、(どのタイミングか不明だが)アメリカの州立大学へ留学、帰国後は国際ビジネスを興し、今では成功している。
本人は某有名私大の内部生。努力せず、のらりくらりと中学生時代を過ごし、エスカレーターで高校へ進学。努力で這いあがった親と違う人と思って生きてきた。
そんな人生に転機が訪れたのは高校生時代。彼の父親のすすめにより、彼はスウェーデン、アメリカに留学。
アメリカでは、授業の最後に毎回大量の宿題が出された。他の者は部活は普通にこなし、自宅で平然と宿題をこなし、授業へやってきた。
それに急き立てられ、初めて本気で勉強した。毎日部活して、家に帰り、宿題終えると深夜2時、という生活が続いた。
また、部活では努力が目に見える結果となっていくのが面白くて、とにかく打ち込んだ。はじめて「努力」の意味を知ったのはこのとき。
帰国して感じたこと、それは「国際化されればされるほど、日本のよさ、自分は日本人であることを痛感する」ということ。
自分はスウェーデンとアメリカに留学し、国際化された。父親は国際ビジネスで成功したし、自分にも同じ将来を歩んでほしいと思っているが、自分は幸運にも若くして外を見れたし、これから4年間アメリカの大学で過ごすので、そこで学んだことを活かし、日本を軸にビジネスを展開してもいいのではないかと思っている。
と、こんな話であった。
素晴らしい!!
思わず口にしそうになった。18歳でここまで語るとは!
日本の若者はまだまだ捨てたものじゃないと思った。努力と結果が結び付く環境にさらされることで、人は成長する。親が成功して、子供を裕福な私立に入れて、一安心していたら、思わぬ方向にわが子が進んでしまい、頭を抱える人は意外と多いのではないか。彼の様に、父親が意識的に息子を敢えて競争環境に放り投げ、勝つ喜び、努力の意味を体に叩き込んだのではないかと、想像しながら彼の話を聞いていた。
日本人としての基礎を叩き込んだ上で、若いうち(中高生くらい)に国際経験させると、日本人としてのアイデンティティを維持しつつ、競争にオープンな逞しい青年が育つのだ。
こうした若者が増えることが、日本を強くしていくのだろうと思った。どこにでも勉強になるネタは転がっているものだと、しみじみ感じたので、このブログにもアップした次第。
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