6月27日に開催されたTuck日本人Almuni主催による説明会に出席した。
先日のHBS説明会に続き、思った以上の参加者がおり、おそらく40人くらいはいたと思う。
Tuckについては今までノーマークだったので、向かう途中にざっと予習したことを以下に列挙してみる。
・Managementに強い
・田舎にある
・少人数で結束が強い
・家族含めたコミュニティ形成
さて、説明会ではまず、プレゼン30分程あった。
ここでの内容は大方予習通り。予習のポイント以外も含め詳細に書くと、以下の感じだ。
【Managementに強い】
正確にはGeneral Managerを育成・輩出したい様で、カリキュラムの多くに"~~~ for General Manager"と付ける程、意識している。VisionaryなLeaderよりも組織の要となるGeneral Managerかつ実務家を養成するのがTuckの特徴であり、「自分が自分が」と前線を張ってくるタイプの人間はさほどいないとのこと。
【インターン採用率がほぼ100%】
チームワークを重んじるGeneral Manager系人材が多く、少人数制のためきめ細かい指導ができることから、企業人事からの引きは強い。希望すれば基本的に100%インターン先が見つかるのはTuck以外にはどこにもないのでは、と言っていた。
【卒業後のキャリア】
以下の通り
34% コンサル
28% ファイナンス
9% コンシューマービジネス
8% テック
4% 電力
残り その他
【田舎にある】
Bostonから2時間ほどのHanoverという田舎町にあり、家や車のカギをかけなくても大丈夫といわれるほどアメリカの中でも治安が良いエリア。緑も多く、都会ライフに疲れた人にはうってつけの場だとのこと。紅葉が美しく、ゴルフ、テニス、スキーなど、娯楽にも事欠かない。
【少人数で結束が強い】
平均一日授業は1.5h×2であり、それ以外はひたすら5~6人で組むStudy GroupでのDiscussionがメインになるとのこと。1日あたりかなり多くの時間を費やすようで、常時とは言っていなかったが、「5、6時間前後は顔を合わせる」こともあるとのことだった。
ここではチームワークが極めて重視され、TeamでのContributionを果たすために多くの日本人留学生が苦労するポイントであり、また語学力含め成長できるポイントでもあるとの話だった。
1学年あたり240人しかおらず、セメスターごとにStudy Groupのメンバーが変わるので、1年目でほぼ学年全員の顔と名前が一致する程に達するとのこと。
【家族も気軽に混ざれるコミュニティ】
家族含めたコミュニティ形成キャンパスに家族を招いて開催するイベントが多数組まれていて、家族ぐるみの付き合いが深いカルチャーとのこと。複数家族でシェアしながら大きな一軒家に住む、集合住宅エリアに学生一家が集まるなど、小さな町のなかで密度の濃い付き合いをするのがTuckの特徴だという。
次にAlumniとの交流タイム。会場の隅にいて気付かなかったが、15人程来ていた。
家族もいて、Tuckの結束力の高さを如実に語っていた。
ここで卒業生と種々話をしたが、その印象は以下の通り。
【組織のトップ&起業家より、中間管理職】
米国MBAには珍しく、和を重んじる校風のようで、議論でリーダーシップをガンガン発揮するか、個性を主張するより、チーム一人ひとりを尊重するスタイルでケースワークが行われるとのこと。
「尖ったヤツ」はあまり好まれず、変に陽動的な行動に出ると刺されるときもあるらしい(出る杭は打たれる!日本か??)
この傾向から、組織であればトップにのしあがる、または起業して一国の主になって社員を引っ張るようなスタイルの人間ではなく、調整力と包容力のあるマネージャーが多く輩出されるようであった。
また、Tuckでは面接が重視されるようで、Fit感がないとばっさり落とされるようだ。確かに、これだけ明確なカルチャーがあるのだから、肌が合わずに入ってしまった人がいたなら、本人にも、コミュニティにも、スクールにも不幸である。
【人から学ぶ】
コミュニティ重視のTuckでは、グループワークの時間が圧倒的に多いため、「仲間から学べ」という空気感があるらしく、Alumniの多くは「授業で習ったことは忘れたが、ここで得た仲間と、議論を通して形成された対人能力は一生ものだ」と語っていた。
ということで、総括としては
・独特&密度の濃いコミュニティ
・和を重んじる
・中間管理職の養成所
といったところだろうか。
個人的な感想としては、せっかく日本を出たのに、極めて日本的な雰囲気の中で2年間を過ごすことが予想され、また自分は授業ではきっちり理論を学び、チームでは各自ガンガン意見を主張して、リーダーが強力にゴールを示し突き進むようなカルチャーの中で過ごしたいという意向があるので、Tuckとは方向性が違う、という結論に至った。
ビジットしたわけではないから全ては判断できないが、日本で開催されている説明会に出るだけでも、校風や授業の中身がある程度見え、良い機会だと思った。
8月7日にはWharton、8月15日にはStanford GSBの説明会@都内が行われるとのこと。
Stanford GSBは既にビジットしたが、説明会で改めて話を聞いてみることにしよう。
そういえば、説明会で偶然会社の同期に会った。
会社の人には極力バレないようにこっそり活動していたが、驚いたことに、自分がMBA留学をトライしていることが同期に広まっているとのことだった。
コテコテの日系企業では、会社を辞める云々の可能性が疑われると、非常に立場が難しくなる。
黙ってやっていても、どこかで誰かが繋がり、余計な噂は立つもので、面倒だなと思った次第。
さて、ぼやきはこの辺にしとこ。
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