久々に筆を執った。
前回のEntryではまだAffianceでのブートキャンプ生活に入ったばかりで、ひたすら多読をしていた頃だ。
その後、1月は3週間の出張があり、相当激務の日々であったため、勉強のペースを緩めざるを得ず、やや調整不足感は否めなかったものの、待ったなしで、帰国直後の2月第1週の土日からMathの授業が開始となった。
教室に入ると、自分含めて受講者は5人。ひとたび授業が始まると土佐先生(以前のEntryでは「クソオヤジ」と呼んでいたが、もはや今は大先生である)は優しさ溢れる語り口で、「これから2か月頑張ろう」と切り出し、まずは受講者の自己紹介から始まった。
「自己紹介」といっても、単に自己紹介するのではない。ニックネームを必ず自ら周知する必要があるのだ。これは、ふざけているのではなく、チーム一丸となって助け合いながらGMATを攻略していく風土醸成にあたり、欠かせない要素であることが、折り返し地点に来てよくわかったことである。
自分に限らず総合商社、メーカー、金融といったバックグラウンドの受講生であった。
早速授業開始。
冒頭では、「できない人のペースで進める」と土佐先生が明言した通り、「そんなこと聞くなんてアホか」と突っ込みたくもなるであろう初歩的な質問であっても、懇切丁寧な説明がなされた。
今まで筆者はAGOSのMath Strategyのコースを受け、マスアカを3度も4度も繰り返したが、正直、腑に落ちないというか、理解が追い付かなかったというか、ずっと悶々としていた。
Affianceに来てわかったことがあった。
筆者は、中学は地元の何の変哲もない公立校、高校の偏差値は50台、「数学は何か嫌だ」という惰性のもとに高2の文理選択で文系を選び、「国立はいまさら無理だ」という更に安直な発想から中堅私大を選んできたという、経歴。
こんなスペックの筆者が、某T京大学、KO大学をはじめとする上位校の出身者の様に、中高の頃から各科目においてしっかり努力をしてきた人と同じ土俵に立って、そのペースで進められても、ついていくには無理があろう。それにも拘わらず、今までは、そうした人を前提につくられたカリキュラムに乗っかって、ベースの知識があって当然という環境の中で勉強してきたが故、どうも解説がわからないまま進んでしまったのだろう。突然公式が表示され、「後はこれを使って解くだけです」と言われても、「はて?」となってしまったのは、振り返っても無理ない。
その点、アフィアンスでは、こうした前提の違いを土佐先生が説明して気付かせてくれ、「それでも大丈夫。だからアフィアンスでは基礎をちゃんとやるし、今まで数学が抜けてしまって苦労している人にもわかるカリキュラムにしている。」という言葉をかけてくれた。
最初は、救われた、ここに来てよかった、という気分でやる気が出たが、実際授業が始まってからは、自信喪失の連続。
これまでは、自己完結の世界の中で淡々とブートキャンプ生活を営んでいたが、これは比較対象が「自分」しかおらず、妥協しそうな自分に対し、妥協しなければ勝負に勝ったことになり、何となく満足できていた。
しかしここでは、5人という限られた人数の中で、歩調を合わせながら授業が進むため、自分がありえないくらい理解が浅いこと、ペースが遅いこと、ミスが多いことが抉り出され、周りのメンバーと目を合わせられないほど情けなかった。
初日授業が終わった夕方、土佐先生も同伴で近くのファミレスに受講生一同で行った。こうして毎回授業後に教室以外でみんなで集まり、補助テキストで計算練習をしたり、その日の授業を復習を一つのテーブルでするのは、アフィアンスの名物文化とのこと。この初日の授業後のセッションで、自分だけみんなの2~3倍ほど復習と宿題の処理に時間がかかり、「なんでこんなに足を引っ張っているんだ、自分は・・・」と、とてつもない惨めさと焦燥感に駆られたのは、今でも記憶に新しい。
赤の他人で始まったこの授業も、面白いもので、2~3週間もすれば、自然と年齢関係なくタメ語で全員会話するようになり、ニックネームで呼ぶようになり、自分の様な劣等生は数学が得意な人に教えを乞うようになる、という人間関係が構築される。1か月経った今では、不思議と同志にでもなった気分である。
授業そのものは、自分にとってはとてもありがたい内容だ。「数学」として小難しく教えず、「算数」レベルまで噛み砕いて解説をしてくれるほか、機械的な一発斬りのプリントを配るというより、本番で使える裏技をコッソリ教えてくれたりと、他の予備校やテキストにはないカリキュラムとなっている。
数学についてはまだ復習中の身なので、まだエラーも多いものの、授業やテキストだけ何となくこなし、なんとなく力がついた様でついていなかった、今までよりは確実に前進している手ごたえはある。
また当初は授業の度に自身の不甲斐なさを感じ、授業に行く度に溜息していたが、もうそんな出来ない自分に幻滅するのではなく、むしろ恥じらいなくチームで数学が得意な人に教えを乞えばいいではないかと開き直ってからは、「あとはやるしかない。やれば必ず結果は出るはずだ」というマインドセットになっている。
そんなこんなで早くも2月の土日すべてをかけて行われたMathの授業が終わり、今日から3月いっぱいかけて行われるVerbalの授業が始まった。
3月からはさらに5名が加わり、10名体制での授業。不思議と2月から受講を開始した人がカルチャーを形成し、すでに和気藹々とした風土が形成されている。
たまに先人のブログや口コミで、Affianceはやや宗教がかっている、と批判されることはあるが、筆者の感想としては、一切そういった雰囲気はなく、ただ単にチーム内での結束を高めるような施策が講じられており、土佐先生自身も公私ともに距離の近いところで授業をしてくれるがために、そういった評価をする人がたまに現れるのだろう。
また、土佐先生の講義そのものも勿論レベルアップの場であるが、先生から出されるヘビーな宿題がまた基礎力を高めるのに役立っていることは言うまでもない。
以前のEntryで書いたように、とにかく多読だ!とか、中学生の数学だ!とか言われ、最初は本当にこれをひたすらやって能力が高まるのだろうかと若干心配ではあったが、確かに今週末久々に授業でSCやCRを解いてみたところ、読解力とスピードが上がっていることが自身でもわかるほどになっている。
話は変わるが、週末NPOの活動において、折しも2年かけて温めてきたサービスをついに今月ローンチするという感慨深いイベントが重なっており、日々の生活においては、タスク過多もいいところで、体力的に相当辛く、音を上げそうだが、MBA、仕事、NPOどれも手を抜くわけにはいかないので、20代最後の一仕事だと思って、正面から向き合っている。
タイトルが「ブートキャンプ生活Phase1 折り返し地点」となっているが、
Phase0:受講開始まで
Phase1:受講期間(2か月のプログラムのうち、1か月目が終了した現在は「折り返し地点」)
Phase2:受講終了後(授業が終わっても、GMATクリアするまで毎週チームで集まるらしい)
と位置づけており、これからまだまだブートキャンプ生活に終わりはなさそうだ。
前回のEntryで書いたように、兎角、「強い意志」「継続力」を常に念頭に置き、今年こそGMAT・TOEFLを卒業したい。そして、留学を実現したい。そんな勢いで、喜んでブートキャンプ生活を楽しんでやろう。
【追伸】
ついにこのブログも累積PVが15万を超えました。自分でもこんな展開になるとは予想だにしませんでした。
最近では、筆者のブログを発見する人が周りで気持ち悪いほどに増えており、発見した方からは、「MBA関連のワードで検索するとすぐ上位に出てくる」というフィードバックを受けており、いよいよ下手なことは書けなくなってきましたし、結果を出さずしてとんずらすることもできなくなりました。
すべてのコメントに対応できないこともありますが、読者の皆様からの応援はひしひしと感じており、可能な限り対応していきたいと思います。
また、なかなか結果が出ず苦労しているアプリカントの皆様、自分もこうしてもがきながら、諦めずに日々努力をしています。辛いことは書けばキリがありませんが、それでも歯を食いしばってやり抜けば、その努力は決して裏切らないものと思います。自分もしみったれ男なので時には愚痴を言いますし、周りに日々救われながら何とかやっています。こんなブログでも読んで「ああ、大変なのは自分だけではないな」と元気を少し取り戻していただけたら、筆者は嬉しい限りです。今後も頑張っていきましょう!!
C.S.Cowboy

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前回のEntryではまだAffianceでのブートキャンプ生活に入ったばかりで、ひたすら多読をしていた頃だ。
その後、1月は3週間の出張があり、相当激務の日々であったため、勉強のペースを緩めざるを得ず、やや調整不足感は否めなかったものの、待ったなしで、帰国直後の2月第1週の土日からMathの授業が開始となった。
教室に入ると、自分含めて受講者は5人。ひとたび授業が始まると土佐先生(以前のEntryでは「クソオヤジ」と呼んでいたが、もはや今は大先生である)は優しさ溢れる語り口で、「これから2か月頑張ろう」と切り出し、まずは受講者の自己紹介から始まった。
「自己紹介」といっても、単に自己紹介するのではない。ニックネームを必ず自ら周知する必要があるのだ。これは、ふざけているのではなく、チーム一丸となって助け合いながらGMATを攻略していく風土醸成にあたり、欠かせない要素であることが、折り返し地点に来てよくわかったことである。
自分に限らず総合商社、メーカー、金融といったバックグラウンドの受講生であった。
早速授業開始。
冒頭では、「できない人のペースで進める」と土佐先生が明言した通り、「そんなこと聞くなんてアホか」と突っ込みたくもなるであろう初歩的な質問であっても、懇切丁寧な説明がなされた。
今まで筆者はAGOSのMath Strategyのコースを受け、マスアカを3度も4度も繰り返したが、正直、腑に落ちないというか、理解が追い付かなかったというか、ずっと悶々としていた。
Affianceに来てわかったことがあった。
筆者は、中学は地元の何の変哲もない公立校、高校の偏差値は50台、「数学は何か嫌だ」という惰性のもとに高2の文理選択で文系を選び、「国立はいまさら無理だ」という更に安直な発想から中堅私大を選んできたという、経歴。
こんなスペックの筆者が、某T京大学、KO大学をはじめとする上位校の出身者の様に、中高の頃から各科目においてしっかり努力をしてきた人と同じ土俵に立って、そのペースで進められても、ついていくには無理があろう。それにも拘わらず、今までは、そうした人を前提につくられたカリキュラムに乗っかって、ベースの知識があって当然という環境の中で勉強してきたが故、どうも解説がわからないまま進んでしまったのだろう。突然公式が表示され、「後はこれを使って解くだけです」と言われても、「はて?」となってしまったのは、振り返っても無理ない。
その点、アフィアンスでは、こうした前提の違いを土佐先生が説明して気付かせてくれ、「それでも大丈夫。だからアフィアンスでは基礎をちゃんとやるし、今まで数学が抜けてしまって苦労している人にもわかるカリキュラムにしている。」という言葉をかけてくれた。
最初は、救われた、ここに来てよかった、という気分でやる気が出たが、実際授業が始まってからは、自信喪失の連続。
これまでは、自己完結の世界の中で淡々とブートキャンプ生活を営んでいたが、これは比較対象が「自分」しかおらず、妥協しそうな自分に対し、妥協しなければ勝負に勝ったことになり、何となく満足できていた。
しかしここでは、5人という限られた人数の中で、歩調を合わせながら授業が進むため、自分がありえないくらい理解が浅いこと、ペースが遅いこと、ミスが多いことが抉り出され、周りのメンバーと目を合わせられないほど情けなかった。
初日授業が終わった夕方、土佐先生も同伴で近くのファミレスに受講生一同で行った。こうして毎回授業後に教室以外でみんなで集まり、補助テキストで計算練習をしたり、その日の授業を復習を一つのテーブルでするのは、アフィアンスの名物文化とのこと。この初日の授業後のセッションで、自分だけみんなの2~3倍ほど復習と宿題の処理に時間がかかり、「なんでこんなに足を引っ張っているんだ、自分は・・・」と、とてつもない惨めさと焦燥感に駆られたのは、今でも記憶に新しい。
赤の他人で始まったこの授業も、面白いもので、2~3週間もすれば、自然と年齢関係なくタメ語で全員会話するようになり、ニックネームで呼ぶようになり、自分の様な劣等生は数学が得意な人に教えを乞うようになる、という人間関係が構築される。1か月経った今では、不思議と同志にでもなった気分である。
授業そのものは、自分にとってはとてもありがたい内容だ。「数学」として小難しく教えず、「算数」レベルまで噛み砕いて解説をしてくれるほか、機械的な一発斬りのプリントを配るというより、本番で使える裏技をコッソリ教えてくれたりと、他の予備校やテキストにはないカリキュラムとなっている。
数学についてはまだ復習中の身なので、まだエラーも多いものの、授業やテキストだけ何となくこなし、なんとなく力がついた様でついていなかった、今までよりは確実に前進している手ごたえはある。
また当初は授業の度に自身の不甲斐なさを感じ、授業に行く度に溜息していたが、もうそんな出来ない自分に幻滅するのではなく、むしろ恥じらいなくチームで数学が得意な人に教えを乞えばいいではないかと開き直ってからは、「あとはやるしかない。やれば必ず結果は出るはずだ」というマインドセットになっている。
そんなこんなで早くも2月の土日すべてをかけて行われたMathの授業が終わり、今日から3月いっぱいかけて行われるVerbalの授業が始まった。
3月からはさらに5名が加わり、10名体制での授業。不思議と2月から受講を開始した人がカルチャーを形成し、すでに和気藹々とした風土が形成されている。
たまに先人のブログや口コミで、Affianceはやや宗教がかっている、と批判されることはあるが、筆者の感想としては、一切そういった雰囲気はなく、ただ単にチーム内での結束を高めるような施策が講じられており、土佐先生自身も公私ともに距離の近いところで授業をしてくれるがために、そういった評価をする人がたまに現れるのだろう。
また、土佐先生の講義そのものも勿論レベルアップの場であるが、先生から出されるヘビーな宿題がまた基礎力を高めるのに役立っていることは言うまでもない。
以前のEntryで書いたように、とにかく多読だ!とか、中学生の数学だ!とか言われ、最初は本当にこれをひたすらやって能力が高まるのだろうかと若干心配ではあったが、確かに今週末久々に授業でSCやCRを解いてみたところ、読解力とスピードが上がっていることが自身でもわかるほどになっている。
話は変わるが、週末NPOの活動において、折しも2年かけて温めてきたサービスをついに今月ローンチするという感慨深いイベントが重なっており、日々の生活においては、タスク過多もいいところで、体力的に相当辛く、音を上げそうだが、MBA、仕事、NPOどれも手を抜くわけにはいかないので、20代最後の一仕事だと思って、正面から向き合っている。
タイトルが「ブートキャンプ生活Phase1 折り返し地点」となっているが、
Phase0:受講開始まで
Phase1:受講期間(2か月のプログラムのうち、1か月目が終了した現在は「折り返し地点」)
Phase2:受講終了後(授業が終わっても、GMATクリアするまで毎週チームで集まるらしい)
と位置づけており、これからまだまだブートキャンプ生活に終わりはなさそうだ。
前回のEntryで書いたように、兎角、「強い意志」「継続力」を常に念頭に置き、今年こそGMAT・TOEFLを卒業したい。そして、留学を実現したい。そんな勢いで、喜んでブートキャンプ生活を楽しんでやろう。
【追伸】
ついにこのブログも累積PVが15万を超えました。自分でもこんな展開になるとは予想だにしませんでした。
最近では、筆者のブログを発見する人が周りで気持ち悪いほどに増えており、発見した方からは、「MBA関連のワードで検索するとすぐ上位に出てくる」というフィードバックを受けており、いよいよ下手なことは書けなくなってきましたし、結果を出さずしてとんずらすることもできなくなりました。
すべてのコメントに対応できないこともありますが、読者の皆様からの応援はひしひしと感じており、可能な限り対応していきたいと思います。
また、なかなか結果が出ず苦労しているアプリカントの皆様、自分もこうしてもがきながら、諦めずに日々努力をしています。辛いことは書けばキリがありませんが、それでも歯を食いしばってやり抜けば、その努力は決して裏切らないものと思います。自分もしみったれ男なので時には愚痴を言いますし、周りに日々救われながら何とかやっています。こんなブログでも読んで「ああ、大変なのは自分だけではないな」と元気を少し取り戻していただけたら、筆者は嬉しい限りです。今後も頑張っていきましょう!!
C.S.Cowboy

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